

先だっての7月、競走中の事故により伏見俊昭選手(75期・福島)がお亡くなりになりました。
本当に残念です…

こういったパターンは本当に言葉もないよね…
マンガの連載始めてしばらく経った頃かな…
複数の選手の方からこんな意味合いのセリフをよく言われたの
「落車は、とにかくいやだ」
「たとえマンガの中でも…」
40年近く前の話だけど、今に至るまで忘れたことのないセリフだね
連載中は特に…
スポーツの世界はもとより、世の様々な危険な職業に従事していらっしゃる方々に改めて感謝するとともに、畏敬の念を持たねばと強く感じたよ…
本当にそうですね…
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●1番の悩み
あまり良いテーマではないけど、今回は「競輪マンガと落車」を少々…
「マンガの中でも…」
というセリフが出るくらい、選手にとっては落車がもっとも忌まわしい事。
業界団体関係者から出る言葉も、ほぼ同じ。
「落車は描かないで欲しい」
そりゃそうだよね。
だから、本当に悩んじゃったし、困っちゃったの。
『ギャンブルレーサー』ってのは、マンガのキャラクターを実在の選手達とリアルな競走させるってスタイルのもの。
当時、格闘技と称され、落車ゼロは事実上不可能って競技で…

ゆえに、ストーリー(競走展開)を作る上で、これが最大の問題でもあったのかな…
激しいドンパチや、きわどいコース突きを描こうとなると落車ってのは場合によって避けては通れないものでしょ。
しかも、前回話したように本物の斡旋に基づいてのメンバーで、かつ日程に合わせて描いていたわけだから…
なのに、もしそんなシーン描いたら
「縁起が悪い」
って事にもなっちゃうよね…

結局、そういうシーンで実際に落車を描く時は、こうしたの。
落ちるシーンの画像は極力、マンガの架空キャラクター側にする。
(実在の選手の場合は文字だけで表現し可能な限り作画に起こさない)
実在の選手の、そういった場面を描く場合は実際にあったレースの再現時、あるいは俯瞰描写を用いる。
…etc
●それでも描く

それでも、落車のシーンを描く時って本当に辛かったねえ…
いつも
(すいません)
(申し訳ない…)
そんなフレーズを、いつも頭に浮かべてたもん。
冗談抜きに連載終了まで…
実はね、連載始めて数年経った頃だったかな、ご近所だった選手の方が競走中の事故で亡くなってしまった事があったの。
しかも、数日前に顔も合わせてた方だったのよ。
本当にショックで、悲しかったなあ…
でもね、覚悟をもって競走に臨み続ける選手の皆さん同様、こちらも描き続けるしかなかったのね…
「競輪道」と「安全」ってのが必ずしもイコールで結ばれないところが競輪って競技の複雑かつ難しいところではあるんだけど、それでも選手の皆さまには何とかその両立を目指してがんばって頂きたいな。
同時に、改めて全ての選手、OBの方々に感謝申し上げないとね…


今回は以上となります。
「でわ!」
【追記】
熊本地震被害を受けられた皆様に心よりお見舞いを申し上げます。
(ギャンブルレーサー.com)
