106話B面『不健康から健康に?』

くりかえしになっちゃいますけど、あつい日がつづいています。
みなさま、くれぐれも体調には お気をつけくださいね。
ちなみに あたしのほ〜は、いまんとこ元気いっぱい!
おともだちとプールにいったり飲みにいったり…
生~活はフツ~に苦し~ままですけど、健康~てきにあそんでおります♡

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ところで、センセェは調子どう?
元気で夏を過ごしてる?

あら?
なんか元気なさそうね
まさか、もう夏バテ?

いやも~、まいったよ!
体調にかなり変化があってさ…
ひょっとしてオレ、健康体にでもなっちまったのかな…?

はん?
なに意味ふめ~なこと言ってんの…

あ~、ゴメンゴメン!
実は、今年に入った頃から徐々に太り始めちゃってさ…
で、最近それがスピードアップしてきちゃって、けっこうあせってんだよね…

ん!?
ってことは健康じゃなくて不健康になってるってことじゃないの…?

まあ普通はそうなんだろうけど、オレって、けっこう複雑な身体の持ち主でもあるんでさ(笑)

????

あり? 変だぞ…

ハッハッハッ
たしかに、ちょっと分かりづらい物言いしちゃったね。

要は太ってきて、持っているジーパンやズボンがどんどんキツくなっちゃったの。
で、このままいったら買い替えによる経済的危機を迎えかねないってことで意気消沈してるってわけ。

あと、

「健康体になっちゃったのかな…?」

って言ったのは、こういう理由から…

オレって20代の頃はずっと痩せ型だったんだけど、30代から40代は不摂生からか けっこう太ったりしてたのね。

ただ、その頃はごくオーソドックスな体質だったから痩せようと思ったら、例えば食生活を正したり運動を続けりゃ良しって感じだったのよ。

だけど、その頃って同時に精神的にも色々あった時期でさ…

特に40代の頃かな、痩せなきゃって気持ちすら湧かなくなって、もう ずっと太りっぱなし、かつ精神も体調もすぐれないままって状況が続いたの。

薬物とかにも長期間 相当お世話になっててね…
(もちろん、お医者さんから処方されるほうの薬物よ)

そしたらさ、知らず知らずと体質もだんだんオーソドックスじゃなくなってちゃったみたいなの…

我が身に何が起こったの?

50歳前後の頃だったかな…?
気づいたら、勝手にどんどん痩せてくようになっちゃっててさ。

食生活を改めたり運動始めたりってわけでもないのに…
もちろん糖尿病とか、そういうのでもなくて…

まあ、精神的にはさらにキツくなってたってのもあんだけどね。

で、とにかく何もしないまま20代の頃の体型に戻り、でも不思議なことにそのまま痩せ続けるってことにもなんなかったの。
ず~っと、標準体型を保ったまま…

たださ、その頃から極端な低体温体質になっちゃって一年中寒くて寒くてって状態になっちゃったのよ。

冬場は家の中でもドカジャンにダブルパンツが必須。
真夏でも靴下履かなきゃ寝られない、なんて具合…

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そ~いや、それまで一滴も飲めなかったお酒が飲めるようになったりしたのも、その頃だったかな…
(肝臓が突然変異?)

良いことではあるんだけど…

 

まあ身体に関しちゃ他にも色々あったんだけど、とにかく それから現在までの10数年は一度も太ることなくきてたんだよね。

その間、危険性を感じ薬物と縁を絶ったり、ウオーキングを続けてみたりなんてことはあったけど、基本的には不健康的な生活サイクルはそのまま。

食いたいときに食いたいだけ食い、寝ている時間や起きる時間もバラバラ…
って具合で…

オーソドックスな体質だった頃なら、こういうのって間違いなく太るパターンだったのよ。
でも、何があっても太ることはなかったんだよね…

だけどさ、それが なんと今、急に太り始めてきちゃったんだから…!

となると、また体質が変わって健康体にでもなってきたからとしか思えないじゃん。
いい加減な分析だけど(笑)

そういや、薬物と完全に縁を切ってからもう10年…

(薬物に関しては、現在も当たり前に病院で処方され、服用している方も多くいらっしゃるので素人が無責任な見解を語ることはできないんだけど、やっぱりこれも、誰にとっても良い効果をもたらすとは限らないものの一つって感じはするね)

食生活も もう4~5年は100%近く自炊で野菜を多くってやつに変えてるし…
去年からは、「クエン酸」飲み始めたっけ…

そ~だ!
あとさ、数年前から暑さも普通に感じるようにはなってきてるわ!
そうそう、去年、熱中症にもなったしね。

きっと体温も普通に戻ってきているのかも。
面倒くさくて いちいち計っちゃいないけど…

こりゃ、たしかに健康体に近づいてるかもだよね。

でもさ、だとしたら、だからこそ悩ましいじゃん。

オレの場合、不健康体だと、何の努力もせずに体型キープできてたわけでしょ。

だけどもし、本当に健康体に変われていたとしたら、体型維持するためは生活習慣の改善や運動が必要になってくるじゃん。

だったら、ある程度不健康体だったほうがラクでいいかなとも、ちょっと思えちゃってさ(笑)イラスト

う~ん、なんてバチあたりな…
って言~たいとこなんだけど…

でも、その二者択一なら、あたしもけっこうなやむなあ…
どんなに、暴~飲暴~食しても太らなかったんでしょ?

うん!

センセェ!
具体的に、どんな生活や精神状態とお薬続けてそ~ゆ~体質になれたの?
おしえて!
おしえて!

内緒で教えてあげるのは構わないけど、一時は本当大変だったよ

今思えば薬物に関しては、服用時より、おそらく離脱症状?ってやつなのかな、これのほうが凄まじくてさ…
もう破壊力抜群で、身体の内、外いたるところで何年も不具合が生じたもん…

たしかにスリム体型は ずっと維持できるんだけど、皮膚はカサカサ、髪の毛だけでなく全身の毛もかなり抜けたりしたな…
吐き気にしょっちゅう襲われたし、歯もどんどん失ったね…
耳管開放症…
あと、目が突然見えなくなったりとか…
50代前半のときに70代くらいの老人に間違われたりしたこともあったかな…(笑)
幸い、今は そういう症状のほとんどが消えてくれてるけどさ…

やっぱ、おしえてくれなくて い~です(汗)

なんか最後は怪談っぽい話になってきちゃいそうでした(笑)
やっぱり健康がなによりですよね!
みなさま~!
楽しく汗をかいて健康体を維持しましょうねえ~!
「でわ!」

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105話B面『己の精神レベルについて考える(笑)』

う~~…
きょ~もムシあついなあ~…
そういえばタナカセンセェは、去年電気代ケチって熱中~症でたおれてるんだよね?
今年はケチっちゃだめですよ

ハッハッハッ
もちろん、今年は十分注意するよ

去年、いきなりクラっときて倒れたときは本当にあせったもん
それまで、そんな経験なかったからね

今年の夏も猛~暑って予想されてるみたいだし、本当に注意してよ!

突然の訪問者

まあ 今さらだけど、ぶっ倒れを経験しちゃうなんて、肉体の方は着々と衰えていってるってことなんだろうね。

たださ、以前から度々話しているけど、不思議なことにそれでも精神レベルってのはなぜか若い時のまま、ほとんど変化がないんだよね。

そういや先日だって こんなことがあったもん。

60代後半の知人がオレん家に立ち寄って下さったんだけど、オレもその方も やっぱり若いときのノリそのままだったような気がすんの。

晩飯作って、さあ食おうとした瞬間だったんだけど、突如携帯が鳴ったのね。

「今、〇〇にいるんだけど、これから寄っていい?」

以前、ものすご~くお世話になった方なんだけど、最近は結構ご無沙汰してて、今は電話で年に数回話す程度。
下手すりゃ2年くらいは会ってなかったかもって感じだったのかな。

だから、ちょっと驚いちゃったのと同時に部屋も散らかってたんで一瞬はあせったのよ。
でも

(まあいいや、男同士だし…)

ってことで

「OKです!」

と即返事。

特に用事はないんだけど…

さて、到着して話を聞くと、前日、その方が別の方と電話で話をしていて たまたまオレの話が出たんだって。
んで、会いたくなって会いに来た。

ただそれだけのことだったらしいんだけど、こういうのって まさに若いときの行動パターンって感じしない?
「無計画かつ思いつくまま」ってやつ…

お互い

(会いたいな)
(会えるなら嬉しいな)

ってくらいの感情しか頭にないから、他の理屈はどうでもよくなっちゃうんだよね…

というわけで、さて、お見えになったのは夕方6時過ぎた頃だったのかな…

久しぶりって事もあって話はメチャクチャはずんだね。
あ~ゆ~ことや、こ~ゆ~ことや…

いつものことだけど…

 

でもさ、ふと時計を見たら なんと深夜1時。

(あっちゃ~、いけねえ!)

とは思ったけど、こういうことも昔からしょっちゅう。

とにかく、オレとしちゃあすごく楽しいんで、だったらべつに朝までだっていいやって気分にもなっちゃっててさ…
次の日のことなんて、今更どうでもいいし…
(まさに、行き当たりばったり、かつ い〜かげん)

それに、相手の方だって今さらカアちゃんに気を使うような歳でもないでしょ…

というより、その方の家にはオレも泊まりに行ったこともあるくらいなんで、おカミさんの性格も多少は知ってたからね。

…と思ってたら、その方は

「やばい!」

と言って、あわててお帰りになられたの。

まあたしかに、序列としてはおカミさんのほうが上って家庭の人ではあったんで、まだその習性が抜けてなかったのかな(笑)

ちなみに同居人がいた頃のオレの場合は、こう。

「ちょっと知り合いんとこ行ってくっからよ。早く帰ってくっから…」

と、真っ昼間から出かけていって、帰りは次の日の昼頃…
なんてのが常…

まあ、めったに外出できないからってのもあったんだけどね…

肉体と精神は別モノ?

でね、お見送りしながら最初に触れたようなことを、改めて思ったわけ。

(あいかわらず精神年齢は変われてねえな…)

って…

今回のこういうのだって、高校生くらいの頃、行き当たりばったりで誰かの家に遊びに行って そのまま時間忘れて くっちゃべって

「やべえ、母ちゃんに怒られる!」

ってのとまさに一緒(笑)

間違いなく年齢と肉体は老人となっているのに、結局今も こんな風なままなんだよな…

会話の内容だって毎度のことながら、自分が若い頃イメージしていた「年配の人同士らしい」ってもんじゃなかったし…(笑)

ひょっとして精神レベルってのは、肉体と違って どれだけ歳を重ねても不偏ってことなのかね?
それとも、オレやオレの周辺にいる人たちだけが特別なんだろうか…

精神的にも行動的にも、大人になるって難しいもんなんだね。

まあ、
「三つ子の魂百まで」
ともゆ~しさ…(笑)

まあ、そのフレーズが意味合い的に合うのかどうかはわかんないけど、少なくともオレの精神レベルってのはいくつになっても驚くくらい変われてないんだよね(笑)

ところでさ、年配者同~士とは思えない会話って たとえばどんな内容?

競輪でいくらやられちゃったとか、どこそこで女の子にふられちゃったとか…
みたいな?

ハッハッハッ
さすがに、それはないな(汗)
相手は、お孫さんまでいる人間だよ
たしかにバカ話ばっかではあったけどさ…

あっ、でも待てよ!
ほんの少しなら年寄りらしい会話もあったかな…

たとえばこんな言葉に共感し合えるのって年寄りならではだと思わない?
「人間は誰しも、何事にも初心者」
「体験しミスをすることで物事を知り、ミスを重ねることで成長する」

あわてて ごまかそ〜として…
でも それって、やっぱりソンした話とふられた話をしてたってことじゃん(笑)

ハッハッハッ
バレたか

はい!
とゆ~わけで、今回は あまり ながくならないうちに、そろそろおひらきにしたいと思います。
奥さまがいらっしゃる方、センセェん家にいくときはくれぐれも帰りの時間に気をつけてくださいね。
「でわ!」

あたりイラスト

 

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