102話 早川成矢『期待してい~の?』

はい、みなさま。
いよいよ春の足音が ほんかくてきに聞こえてまいりました。
今回ご登場~の早川せんしゅも、ずっとニコニコ顔だったのですが…

西武園OB 関優勝(37期)

今期の早川は?

さすが早川!
ベテランだけに言ってることのすべてが正しい!

選手にとって、冬ってのは本当に地獄だもんな。
好きなヤツなんて、まずいねえだろ。

そりゃ、練習はしねえ、競走でもゴール板またぐまでは誰かの後ろをはずさねえってタイプなら寒風も強風も関係ねえだろうが、ほとんどの選手にとっては迷惑極まりねえもんだ。

筋肉もカチンコチンになっちまうしよ。

オレも冬場の競走中は、風呂とか酒とか、そんなこと頭に浮かべながら走ってることがよくあったよ。
特に、どうでもいい現場で負け戦(敗者戦)走ってるときとかさ…

だから、春になると本当にうれしかったよ。
まさに早川の言う通り!

他の選手もみんな調子もメンタルも上げるから全体の中での成績は結局変わらずってとこなんかもさ。

というわけで、これからの早川の成績もこれまで同様は必至。
今まで以上の成績を期待するのは無駄ってことだな
ガッハッハッ!

う~ん、最後のセリフには さすがに頭きた!
オレ、今期はぜったいがんばろ~~!!!

その意気、その意気
がんばって!
でさ、うまくいったら、ごはんおごってね♡

グッハッハッ
成績上がったらすべてオレのおかげってことだな

 

新井剛央

お顔と脚は まだまだ若い

早川さんはとても面倒見のいい先輩です。

ガールズ競輪が復活してまだ日が浅かった頃、自分がアマチュアを指導する愛好会の役員だったため、無理を承知で早川さんにお願いしたという経緯もあります。

自転車の乗り方やセッティングの出し方、自分もアドバイスを求める時もありますし、教え方も上手です。

40代後半になり若い選手と戦うことがほとんどの中、いまだに戦法は自力でやっています。
今期はチャレンジに降級してしまっていますが、まだまだ自力の力を持ってるので更なる活躍を期待したいです。

おまけになりますが、童顔なので年齢不詳です、、、。笑

あのお顔には、あたしもけっこ~だまされちゃうのよね~(笑)

 

白岩大助

別線で戦った思い出

早川さんと言えばニコニコしていて人当たりも良く、とにかく優しい先輩です。

副支部長も言うように50才近くなりますが、今も自力で戦っているところをとても尊敬しています。

昔、私が20代で徹底先行として戦っていた時、京王閣のA級決勝で埼玉3人、東京2人さらに茨城と群馬の選手を合わせ関東7人、東北2人という番組がありました。

自力選手は僕と早川さんの2人だけ。

僕は早川さんの前で走るつもりでしたが

『埼玉3人で並んでしまうと地元東京を4.5番手にしてしまうので皆んなにチャンスがあるように別で走ろう』

と言われ割り切って別線で戦った事があったのが早川さんとの1番の思い出ですね。

今ならしっかり後ろを回らせて頂くと思います(笑)

へえ~
そ~ゆ~話って、なんかいいね♡
カッコいい!

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101話 柿沼信也『雪降る中で!』

ハイ、みなさま~!
今回ご登場~は、2月5日初日の宇都宮で奇跡的に優勝~(笑)しちゃった柿沼信也せんしゅでございま~す!
初日はもうれつな雪!
3日間「さす」ような寒さの中で最終日、なんとかかんとか「差し」を決められたよ~です♡

柿沼信也

西武園OB 関優勝(37期)

やっぱ力はあるな!

「よぉ~柿沼、優勝おめでと~!」

あたりたちが今回のブログ作りやってる最中に優勝決めるなんてなかなか協力的じゃねえか。
ほめてやるぞ!

けどよ、決勝戦の終盤、オレ一瞬ダメかと思ったぜ。
前とあまりにも間あけすぎちゃったし、脚もけっこう使ってたように見えたしさ…

まあ、それでも元々が自力屋、かつ500の宇都宮ってことでなんとか届いたって感じなのかな。

でも別の視点で見るとアレを差しといたのはでかいよな。

脚力の高さを周りに再認識させることが出来ただろうし、なにより気分が最高にいいもんな。

繰り返しになるけど、最後、差せて本当に良かったよ。

もし差せてなきゃ、宇都宮からの帰り道、ど~なってたかわかんねえもんな
ハッハッハッ!
残った雪とか道路事情とか関係なくでさ(笑)

それはそうと、雪ってのは本当にやっかいだよな。
とにかく走りづれえしさ。
理想は開催中途打ち切りにでもなって、補償金もらってお帰りってパターンかな
ガッハッハッ

新井剛央

脚は持ってるね!

柿沼君は、最近何度か開催が一緒でレースも見ていますが、いまは追い込み選手にスタイル変更を兼ねてレースに臨んでいます。

元々自力でもS級で通用していましたし、これから追い込み選手として更なる活躍が期待出来ますね。
練習も平原康多君(87期・埼玉)のところでずっとやっていて、何度か自分がお邪魔した時も全然引けをとらない脚は持っていますよ。

今期はA級に落ちてしまいましたが、新しいスタイルで再びS級に返り咲いて頑張ってもらいたいです。

雪は、やっぱり「困ったちゃん」

2月5日から6日にかけて大雪が降りましたね。
雪国ではない関東地方のみなさんはいかがだったでしょうか?

自分のところはそこまで積もらなかったので、軽く雪かきをする程度で助かりました。

競輪の場合は、雪になると大概順延しますが、大垣や岐阜競輪場は、バンク内に水が流れるように設計されていて何度か大雪の中を走ったことあります。

映像で見ると周りは一面銀世界で、「こんな中走るの」って感じでイメージは悪いですね(笑)

何年も前になりますが、関東地方を大雪が降った時に丁度前橋に参加中だったのですが、宿舎から競輪場に向かうバスが雪の為これず、3日間宿舎に缶詰でそのまま打ち切りになったこともあります。

食堂の業者も仕入れが出来ずに日に日に食事が少なくなっていったという苦い思い出もありますよ。

白岩大助

追い込みでさらなる飛躍!

柿沼選手は副支部長のいうように平原康多選手の元でレベルの高い練習をしていて、スピードもパワーもS級上位戦でも自力で通用するような脚は持っています。

ここ数年は自力と追い込みの戦法に対して悩んでいるようでしたが、これからは追い込みとしてやっていくと決心がついたようですね。

今までも自力だけで無くイン粘りや飛びつきも器用にこなしていたので追い込みとしてのセンスがありますのでこれからが楽しみです!

雪の思い出

雪についてはいくつかありますが、やっぱり1番印象深いのは2014年の関東地方での大雪の時ですね。

小田原競輪に参加していたのですが前検日の夜に大雪が降りました。
施行者さんのご好意で宿舎に前泊出来たのですが翌朝、私の車のフロントに宿舎の屋根からの雪が大量に落ちていていたので手でどかしたらフロントガラスが見事に割れていました。

施設管理者でもある施行者からはそれなりの補償をして頂いたのですが想定外の積雪だったのでやむを得ない状況でした。
やはり自然には敵いませんね(汗)

それとクリスマスシーズンの岐阜記念競輪に参加した時の話です。
かなりの雪が吹きしきる中のレース、普段サングラスを掛けて走っているのですが選手紹介の時に湿った雪がサングラスにくっついてしまい前が見えなくなったので、理由をJKAに伝えて紹介後に外して走った覚えがあります。

そしてそのレースは最終バックで落車したのですが融雪(ゆうせつ/雪をとかす)のために走路の外側から流される水で退避路に水がとても溜まっていました。
バック線辺りで転倒したのに3コーナーくらいまで滑って行きましたが擦過傷1つもない無傷だったのには驚きました。

今後あのようなコンディションの中で走ることはなかなか無いと思いますが印象深い思い出です(笑)B面はこちら