「埼玉県および西武園ホームの選手」、「大宮•西武園記念優勝選手」、「G1•GP優勝選手」等の登場マンガと、何でもネタマンガを交互に更新しています。
99話 台 和紀『選手の健全な経済観念?』

さて、今のところは けっこうあたたかい12月。
とゆ~わけで、ぬけぬけと…
ではなく、ぬくぬくとご登場~は、この人で~す!
●まだまだ稼ぎまくれ!
台!
おまえはえらい!
立派!
今や風前の灯と化した、選手の文化、伝統を受け継ぎ守ろうとしている その姿勢は見事!
『宝塚』の勇気と根性同様、オレたちだってがんばるしかねえもんな…
っと、言いてえとこなんだけど、
「バカヤロ、このウソつき!」
なにが、
「さあ~無駄使いしに行こ~」
だよ!
おまえも、他の選手同様、小市民的まじめな労働者になりくさりやがって!
おまえは、いい歳して まだまだ強力な脚を持ってんじゃねえか。
去年なんてレインボーでおいしいとこ持ってったようなズウズウしい男だろ!
だからこそ もう一踏ん張り荒稼ぎして、無謀に使い社会経済に貢献する…
こういった選手の社会的使命を、おまえのようなベテランには率先して果たしてもらい、元気な若手を大いに刺激してもらわんとなんだ。
重ねて言うが、台!
選手にとって貯蓄が必要なのは点数のみ。
まだまだ、いけるぜ!
がんばれ!

あのさ~…
台せんしゅにたいするメッセージに
まるでなってないような気がすんだけど…

そうか?

まあ、台も名前はけっこう売った選手の一人だからな
今もバリバリ!
そういう存在には、この程度で十分!
客だって、よく知ってっから
ハッハッハッ
●人気者!
台さんは3歳上の高校の自転車部の先輩で入れ違いだったのですが、僕が在校時にアマチュアとして選手を目指していた台さんと何度か一緒に練習させてもらった事があります。
そして台さんには弟がいて高校は別だったのですが僕と同級生で大会では同じ種目で競っていたライバルでした。
台さんは(弟くんも)とても明るく面白い人で周りの人を惹きつける魅力のある人です。
そしてふざける時はふざけますが練習に対しても凄く真面目な人でとてもメリハリがあり、そのギャップには驚かされます。
最近は落車が続いて調子を崩していますが、練習に対しても身体のケアも真面目なので必ず戻してくると思います。
最後に余談ですが、選手を目指していた弟くんが社会人となり10年くらい会っていなかったのですが、ある飲み会で台さんと兄弟で参加していて久々に会った弟くんは盛り上げ方が競輪選手より競輪選手っぽく、台さんそっくりでとても楽しく、昔と変わっていなかった彼を見て嬉しく思った記憶があります。
やはり兄弟は似るんですね笑。
●明るく、そして貪欲に練習
台さんは昔、自分とグループは違いましたが、同じ場所で街道練習をしていたのと家も比較的近いのでよくお世話になっておりました。
自分が平原康多のところに練習行く時も、台さんの方から誘っていただいたりでとてもありがたかったです。
とてもユニークな方で、道場でふとした時に歌を歌ったり、即興で替え歌を歌ったりでとても面白い人です。
最近は、怪我の影響などで少し低迷していますが、去年のレインボーカップで特進を果たすなど実力はとてつも
ないです。
いまでも1時間半以上かけて平原のところに出稽古いってますし、なんだかんだでとても真面目な方なので、いずれ結果が付いてくると思いますよ。
99話B面『身近にいたストーカー?』

A面冒~頭でもふれましたけど、今年はホント~に12月になったような気があまりしてきません。
やっぱり、夏がえんえんとつづいた感じのおかしな気候だったせいでしょうか?
これからホントにクリスマスやGPがはじまるのかしら…???

たしかに、今年は「師走」って言葉がピンとこない感じだよねえ…
11月も本当に暖かい日が多かったし…

だけど、寒さが苦手で、かつ電気代におびえる身としちゃ救いではあるかな。
でも、これからどうなることやら…

暖冬だとこまるって業種の方々もいらっしゃるとはおもうんだけど、あたしも個人的には暖冬だとうれしいって側かな

ことしの冬の運命~は、いかに!?
●次またがんばれ、松井!
というわけで、今回のざれごとだけど、まずは先月の競輪祭「いまさら感想」から。
眞杉 匠選手(113期・栃木)が、オールスターに続いて今年いきなり2冠を達成。
これはもう今後にものすごい勢いがつくし、今、24歳でしょ、今後のタイトル運を かなり引き寄せられたかもしれないね。
逆に松井宏佑選手(113期・神奈川)…
本当に悔しかっただろうなあ…
展開も作ってもらい、まさに勝利は目の前ってとこまでいってたんだもん…
でも、この姿を見た多くの人達は だからこそ今後よりいっそうの声援をしたくなると思うんだよね。
ハートの部分の援軍をたくさん得ることのできた松井選手、これもものすごく大きなことだとオレは思ったよ。
ところでG1年間4Vってのが懸ってた古性優作選手(100期・大阪)が準決で飛んじゃったのはビックリ!
調子的には問題なさそうだったし、ちょっと残念だったね。
こっちも同じ、だから今後さらに応援したくなるって感じかな。
古性選手には当てはまらないけど、何をやっても肝心なとこでは上手くいかなかった人生歩んじゃったオレからするとさ…(笑)

そうなの〜?
センセェだって たまたまとはいえ一応~プロにだってなれたじゃん

人様には、よくそう言われるんだけど、自分の描いた望みは ちゃ~んと ことごとく失敗続けてきてっからね(笑)
一見幸せそうに見える世の中の皆さん達だって、けっこう似たようなもんじゃない?(笑)
●よく見てるね…
さて、話はガラっと変わるけど、先日、近所の選手OBがオレんちにお茶しに来てくれたんだ。
ちなみに、その方は「西武園クラブ」OBの65期生。
大昔、お互いの子供が同じ小学校で同級生だったって間柄。
で、色々話し込んでる中、地元の大先輩、桜井久昭さん(28期・OB)の話になったのね。
桜井さんに関しては、このブログでもさんざん取り上げてきているので説明は省くけど、65期生の方がこんな風におっしゃってたの…
「やっぱタイトル取るような人ってのは全然違うよな…」
「あの人と、話をしていると『おまえとは今年◯回飲んだよな。◯月◯日と◯月◯日と…
で、去年は◯月と◯月に…』」
「あの人って、日頃から なんだかんだとよくメモ取ってるみたいだし、記憶力もすごいんだよね」
「要は、色んな事をよく観察もしてるってことで、現役時代は対戦相手や競走の研究とかでも きっとああだったんだろうなって思うのよ…」
「そういうところがオレみたいな選手と違うとこだったのかな…」
●運命を分けるのは…?
う~ん、たしかに桜井さんはオレとのおしゃべりの中でも
「おまえとは、いついつ飲んで、その時は誰と誰がいて…」
って、具合だもんな。
こっちはもう、すっかり忘れているような事でも…
まあ、それでもさ、タイトル的なものというのはどんなに能力や努力、研究があったとしても確実に手に取れるものではないとオレは思ってんのね。
競輪祭の松井選手じゃないけどさ…
そういった運を自身に呼び込めるかどうかってのが分かれ目で、それはもう神様が決めることって風に…
ん…
でも、こういう言い方だと桜井さんは神様に微笑んでもらえた人ってことになっちゃうのか…
考えてみりゃ桜井さんって、眞杉選手同様24歳でタイトルは奪取。
でも、その後は複数狙って挑戦続けたにもかかわらず結果かなわずってことだったからな…
となると神様に云々ってのはやっぱ微妙か…
だけど、タイトル的なものに無縁だったオレたちよりは神様に若干近づいてもらえていた存在ではあったんだろうけど(笑)
というより神様は やっぱり気まぐれってことなのかな…(笑)
眞杉選手、早々に2つ目ツモったけど油断は禁物よ(笑)
●「観察力」対「演技力」
さて、そんな桜井さんとオレとの最近の話なんだけど、ある日 電話でこんなこと言われたのよ。
「おまえのブログ、更新日に必ず読んで、その都度おまえの心理状態を分析しているんだ…」
なるほどねえ…
65期生の方がおっしゃってたこと、改めて感じるわ…(笑)
さすが研究熱心…(笑)
で、それから数日後、用事があって久しぶりに桜井さんとこ行ったんだけど、そしたら、開口一番こう言われたの。
「お~、おまえ顔色もいいし、声も元気だし、調子良さそうだな!」
「オレはいつもおまえの顔よく観察してるからよ!」
「えっ、そう見えますか?」
「前回会った時と全然違うよ!」
「へえ…」
実を言うと、その時のオレってプライベートで色々あってメンタル絶不調って状態だったのね(笑)
というわけで、65期の〇〇さん!
どうやらオレの演技は、タイトルホルダーの観察眼を打ち破ったみたい(笑)
タイトルには無縁な側だったけど(笑)
あっ、そうだ!
ねえ桜井さん。
今回のブログ見て、今のオレの心理状態は どんな風に推測します?(笑)

センセェの今の心理状~態か…

ひょっとして、最悪ちゅ〜の最悪なんじゃない?

ギクッ!
な なんで わかったの?

なんだかんだ言ってもセンセェって よく顔にでるもん(笑)

う~ん…
だとすると、ますます桜井さんの観察力って…


というわけで今回はおしまいです。
2023年のラストスパート、メンタルアップして がんばっていきましょ~!
「でわ!」