91話 二木茂則『未婚社会と競輪』

いつもは、おっとりした感じでやさしい顔だちの二木さん。
でも、なぜか今日はちがってるの…
どしたの…?

二木茂則

二木茂則

きょ~ふ!毎年、1県ぶんづつ…?

あたし二木さんの話を聞いてて、ちょっと不安になってネットで検索してみたの。
そしたら も~、超~ビックリ!

去年の日本の出生数が80万人を割って、逆に亡くなった人は約160万人だったんですって。

単純に約80万人、日本の人口が減少したってことなんですけど、ちなみに80万人って山梨県とか福井県、佐賀県の人口がこれくらいだそうなの。
ちなみに一番少ないのは鳥取県で約60万人…

これから毎年、1つの県の人数が消えていってしまうってこと?
今、47都道府県でしょ…

10年後、20年後はいったいどうなっちゃってるんだろう…
そのころって、あたしはまだ40歳くらい(笑)だし…

こりゃ、たしかに二木さんじゃなくても心配になっちゃいますよね。
競輪場にお客さんの姿がふえないってゆ~のもうなずけます。

あたしたちの努力不足ってだけじゃなかったんですね…

でも、ホント、ど~なってしまうのかしら…

ん、なにか忘れた…

あっ、いけない!
ここって本らい 二木さんの紹介コーナーでしたよね。
二木さんのことしゃべるの忘れちゃった(汗)
ゴメンなさい!

西武園OB 関優勝(37期)

い~よ!
二木のことなんて、ど~でも!(笑)

二木より子づくり?

まあ、個人的には佐賀県がこの日本から消滅してくれるってことに関しては若干胸がスッとするってとこもあるにはあんだけどよ…
あっ、中野さん(浩一/35期•OB)なんてオレ以上に気分いいかもな(笑)

若い連中にはピンとこねえかもしんねえが、佐賀ってのは昔 本当凄まじいのが生息してた地区だからさ
ハッハッハッ

まっ、とにかく あたり!
おまえ、相手なんか犬でも猫でも誰でもいいから今後20~30年くらい毎年子供作れ!

20~30人産みゃ、そのうちの1人や2人競輪場来るやつも出てくんだろ…

センセェ、世の中でだれにも相手にされない存在でよかったね
もし、ちめ~どのある存在だったら炎上してたいへんだよ…

炎上?
アホ!
オレが、いつの時代に選手やってたと思ってんだ
地球上で一番罵声、誹謗中傷浴びせられ続けたのが あの時代の競輪選手だぞ

がんばれ300勝

ハッハッハッ!
さて、「ど~でもいい」と言いつつ、それでも少しは二木の話にも触れなきゃか…

二木といったら大きな構えの のそっとしたフォームからノソノソノソって追い込んでくるってイメージだよな。

シャープさはあんまり感じられないけど、その割にはノソ~っとだけど前にきっちりついて来ててさ。
千切れそうで千切れねえし、追い込めなさそうで追い込むし…
そこはやっぱベテランならではのうまさってとこか…

で、ノソ~っとしてる割には300勝も もう目の前。
まあ、元々は先行捲りでS級を戦った男、顔はやわらかめだけど手堅く、かつしぶとく生きてきたいい選手だよな。

がんばって300勝達成してもらいてえな。

白岩大助

寡黙な人

二木選手は普段から1人で練習する事が多く選手との付き合いはあまりないイメージです。
そしてレース参加時は全国どこにでも車で参加しています。

常に1人で練習出来るというのは凄いなぁと昔から尊敬しています。
私の場合は他の選手達と一緒にやる方がモチベーションが上がるのでこれも素質ですね。

また車で全国どこにでも行ってしまうというのも凄いなぁと感心しています。

私も一度、小倉ナイター競輪に1人で車で参加した事があるのですが、帰りに夜通し運転していたためにレース後はしばらく時差ボケのようになって体調を崩してしまいました。
1000キロオーバーは私には無理でした。これもまた素質ですね()

寡黙な人なのに

二木さんは川口市出身で私が引っ越すまで同じ地区だったのですがデビュー当時に地区の忘年会があり、とても寡黙な二木さんがコンパニオンのお姉さんと凄く楽しそうに戯れていたのが私の二木さんの1番の記憶に残ってるエピソードです。

ちなみに私も含め皆んな戯れていましたよ()

へえ~
二木さん、あたしともよくたわむれたりおしゃべりしたりするけど、けっこ~ うわき症かな(笑)

 

新井剛央

えっ⁉︎

支部長が言うように二木さんは、1人で練習する事が多い先輩で競輪場でもあまりお会いすることも少ないですね。

自分の中でのエピソードとして、副支部長をやらしていただいてから各開催の先頭誘導員を自分が選出しているのですが、何年も二木さんが先頭誘導員の免許をとってなかったのでずっと不思議に思ってました。
そこで開催が一緒だった時に二木さんに聞いたところ

「なんとなーく誘導員の免許をとってなかった」

っと仰っていて、不思議な感覚な人だなという印象です。

やわらか~い先輩

人がとても優しい方で競走スタイルもあまりガツガツとやるタイプの人のイメージはありませんが、チャンスをものにできる差し足はまだまだ健在だと思います。
これからも怪我なく頑張っていただきたいです。

二木さん………
おもしろすぎる~~~~!!!

さすが二木!
オレらの頃は、超一流どころは誘導はやらねえってのがあったかんな(笑)
貧乏な連中の稼ぎ奪っちまうわけにもいかんだろ(笑)

あっと!
ただ超一流はやらんと言ってもオレだけは例外な
誘導技術が古林昭二(46期•OB)並みに天才的だったんでリクエストが多かったもんでよ
ハッハッハッ
(※番外編9参照)

センセェ………
つまんなすぎ~~~~~……

B面はこちら

2 Replies to “91話 二木茂則『未婚社会と競輪』”

  1. 日本選手権競輪の決勝は山口選手が勝ちましたが犬伏選手に付いての見解を聞いてみたいです。
    メイチで駆けて潰れて中四国勢を勝たせようとしていたように見えましたが、犬伏選手は脇本選手が(前日のレースも一つの原因として)嫌いなんでしょうか?
    また、犬伏選手は自分が潰れるつもりで中四国勢をひっぱったのに、優勝をかっさらっていった山口選手を嫌いになるのでしょうか。

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