SR35話B面『キレイなコトバはどこいったの?』

やれやれ…
あいかわらずの関センセェ…
A面は大変しつれいいたしました
(^_^;)

おつかれさまでした!

さてさて、本日10日は『オールスター競輪』の初日です。
(と言~つつ、この原稿つくってるのは7月下旬W)

オリンピックも終了し、新田祐大選手(90期・福島)、脇本雄太選手(94期・福井)、そして小林優香選手(106期・福岡)がいよいよ競輪に復帰です。

みなさん、心身ともに本当にお疲れだとおもいます。
でも、これからまたぜひぜひ競輪のためにがんばっていただきたいです。

「フレーフレー、ニッタ!」

「フレーフレー、ワキモト!」

「フレーフレー、コバヤシ!」

 

関のざれごと

幸多かれ

オレは、3人だけでなく今回のオリンピックに参加した全ての選手(不真面目だったり問題起こしたようなヤツは除く)に

「ご苦労さん!」

って言いてえな。

何年も精一杯がんばり続けてやっと迎えた本番だったろうに、選手や競技、憎きウイルスとも全く関係ない部分で、ダーティーなイメージがついた大会にされちまったんだもんよ。
(と言いつつ、実際には今まだ大会二日目なんだけど)

めぐり合わせとはいえ、さすがに気の毒すぎるぜ。

けどよ、「出場した!」「立派に戦った!」って名誉や価値は揺るがんからな。

とにかくさ、出場全選手に今後の人生で幸多かれと願わずにはいられんね…

オールスターは、オレも車券云々抜きにして3人の応援をするよ。

セ、センセェ…
B面に移ってくる途中で、どっか打った?

でも、センセェにまでこんなセリフはかせちゃうくらい今回のオリンピックはホントにかわいそうだったわね…

今回はさすがにな…
ゆえに、そういった中でがんばってくれた出場全選手たちには改めて拍手を送らにゃいかんと思うわ。

賛成!

まっ、そんなわけだから車券は他の連中から買わしてもらうけどよ。

う~ん…
問題はそこなのよね…

タナカのざれごと

やだねえ~も~…

「日本一、汚い言葉がたくさん出てくるマンガ!」

「悪い人ばかり出てくるマンガ!」

な~んてからかわれることもある作品を作っていたオレが言うのもなんなんだけど、特にウイルス、オリンピック関連では本当凄まじかったじゃん。

市井の方達はもちろん、有名著名人、現・元の政治家、公職関系者含め

「バカ!あほ!」

「愚か者!無能!」

「あいつ(ら)は!」

「こいつ(ら)が!」

こういう言葉が連日飛び交ってたでしょ。
きっと、今もそうだろうと思うけど。

この国全体が、昔の競輪場になってしまったかのよう…

もうオレのマンガを超えちゃってるんじゃない?

マンガのギャグって、現実がそうでなかったり大げさに表現するからこそ笑えると思うんだ。

今の日常で「バカ」「アホ」って表現しても、もう笑えないもんね。

「汚い言葉が日本一出てくるマンガ」を描いていた頃は、まさかこんな時代が来るなんて想像できなかったな。

もしオレが今の現役世代の人間だったら、「日本一上品な言葉使いのマンガ」「善人しか出てこないマンガ」ってのを描こうとしたかも…

でもオレももはや旧世代の人間だし、芸風ってのもあるからね…
仕方ないから(?)今後もこのブログはこのまま下品な表現で行くことにするけどさ。

それにしてもSNSとかでの個人としての発信ってのは、もう少しきれいな言葉でできないもんかね…
市井の方達以外は特に。

本当に…

タ、タナカセンセェまで…
やっぱり、どこかぶつけたの…?

なんか、やばい…

ハッハッハッ
ごめんごめん!
個人的に、言葉使いが上品、丁寧な人がとても好きってだけのことなんだけどさ。

意外!

そりゃそ~じゃん。
今まで毎日、汚い言葉使う商売してたんだもの(笑)

あっ、そういえば…

そうそう、今思い出したんだけど、『ギャンブルレーサー 』の時代ってSNSなんてものは無くてハガキだったんだけど、特に連載初期の頃はこういった内容のものもよく届いたんだ。

「ギャンブルは悪、犯罪!
ゆえに競輪(公営競技)も同じ!
それを公共の雑誌(笑)に載せるとは何事だ!
今すぐ掲載中止せよ!」

これ話すとみんなにビックリされるんだけど、当時は日本自転車振興会(現JKA)からでさえ

「競輪をマンガにするとは何事だ。上の命令で即刻打ち切りを求む!」

だったんだよ。
(※こちらの方はすぐ挨拶に伺って、あと、上じゃない職員の方達の御尽力でその後は協力いただけるようになったけど)

あれから30余年…

競輪も今ではオリンピック競技。
イメージも変化。
当時、皆無と言ってもよかった女性ファンの姿も当たり前に存在。

競輪イコール悪、犯罪…なんて声はもう、そう上がらなくなってきたと思うんだ。
(まったくじゃないけど)
選手もヤクザ(笑)ではなくアスリートとキチンと認識されてるし。

これはもちろん、当時の振興会をはじめ業界の努力によるものだけど、年月ってやっぱりすごいよね。

番外編のお知らせ

さてと、ところで前回「68話B面」で、格闘技競輪が好きだったってちょっと話したでしょ。

実は先日、過去作品の画像データ眺めてたら、それについてちょっと触れてる内容の原稿が出てきたんだ。

当然、神をも恐れぬ表現で、あまり本気にされても困るんだけど皆さまにも見てもらいたくなっちゃってさ。

『セカンドレーサー』って作品の中のものなんだけど、誰にも相手にされなくて単行本化されてないから見たことある人はほとんどいないと思うのよ。

というわけでお盆にでも番外編として一部だけ紹介させていただくのでよろしくね。

か、神をもおそれぬヒョ~ゲン…
こ、こわい…

ハッハッハッ
大げさにいっただけ。
ごくごく普通の表現だから安心して。
言葉使いだって普通だよ。
きっと(?)

あ~、オレが車に飛ばされて病院に運ばれた時の話か。
医者からかうのは面白かったよ。

やな予感…

【番外編お楽しみに!】

68話B面『マーク屋は絶滅危惧種?』

この国は、これからいったいどうなってしまうのでしょう…
行動もバラバラ。
心もバラバラ…
日本っていつからこんな国になったの?

『7月16日、函館初日7R~~~!』

出走メンバー全員先行選手のバラバラ戦!
いったいどんなレースになっちゃうのかスタート前から、も~ドキドキワクワク!

これが未来のケ~リンのスタイルなのでしょうか?
あたしは、とってもたのしめました(*≧∀≦*)

将来マーク屋は消滅?

たしかに面白かったよね!

かろうじて2人のラインが一本作られたけど、どういう展開になるのか全く予測がつかない分、興味は津々。

ラインのある競輪が予測を楽しむものだとしたら、こっちの方は完全に観て楽しむってものなのかな。

車券の方も払い戻しを狙って勝負というより宝くじ的に買って楽しむって形だろうね。

これは好き好きだから、どっちがいい悪いってもんでもないんだけど。

ところで、競輪って将来的にはだんだんこういった形のものに変わっていってしまうのかね。

昔と今ではレースの形態自体が全然違うし、選手たちもそれに合わせて変化していってるしさ。

今更かもしれないけど、目標決めて走る完全なるマーク屋ってのは本当に消滅しちゃうのかもね。

マークも競りも競走の流れの中で判断するって形でさ。

縦脚の方にしても、今現在の競輪ですでにマーク屋だろうが必須って感じになってきてるし。

ただ、個人的には世界戦的スタイルのルールに変更になるのはイヤかな。

格闘技の競輪に魅了されてお客になったクチだからね。

短命社会?

そうそう、気になる点がもう一つ。

それは、競輪が完全に力勝負の世界になると、選手寿命は短くなるんじゃないかってこと。

というか、活躍できる期間ね。

次から次へと若い力が誕生してくるんだもん。

競輪競技の面白さって40代、50代の選手、あるいは若干脚力の劣る選手であっても、力以外の要素でチャンスを作れるってとこにもあったと思うんだ。

そういった部分がもし無くなっていくのだとしたらしたら、ちょっと寂しいかな。

同時に、もしそうなったら、全体的な賞金が破格なものにでもならないと選手にとって職業的な魅力は薄れてしまうかもしれないね。

一億中流、年功序列の方が、一億貧乏、総活躍できない社会より楽しかったかも。

もちろん競輪の話だけどさ。

まっ、そうは言っても選手が競輪やる目的ってのは銭金だけって訳でもねえからな。
戦うってこと自体にたまらねえ魅力があっからよ。

アンビリーバボ~~!!
まさか、センセェの口からそんなセリフがでるなんて…

お前のように心貧しき者にはわからんだろうな。
嫌いなヤツ、憎たらしいヤツを金網まで持ち上げ、芝に叩きつけるあの快感!

う~ん…
あたしも、ちょっとやってみたい気も…

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