114話 金子周一郎『さあ これからだ!』

今回の ごと~じょ~は、長欠から よ~やく復帰の金子周一郎せんしゅです!
げんざいのアツ~いおもいを地球~上の生きものすべてのみなさまたちにナマでおとどけしようとおもいま~すっっっ!

金子周一郎金子周一郎

西武園OB 関優勝(37期)

ただただ、がんばれ!

まあ、金子に限らずだけど、長欠明けの選手には もうこの一言だけだよな。

「がんばれ!」

選手は本当に大変だよ。
ケガや故障の後って、練習再開できて順調に行ったとしても、調子が戻ってくるまで3ヶ月くれいはかかるもんな。

競走復帰しても、ゆえに完調ってことじゃねえ。

若い選手でも苦労はでかいのに、ましてや金子は、もう48?
何倍も大変だよな。

んでも その分、数多くの経験は積んでるんだし、なんとか取り戻していってはもらいてえな。

そうそう、あた~ぁ、アレだ。

地元戦での番組屋の協力!

あれに勝る特効薬はねえもんよ。

プラス、誘導と指示役の一致団結!

オレも、あたりを通じてアイツらに、ちゃんと伝えといてやっからさ。
ガッハッハッ!

んなこと、できるわけないでしょ!
バッカじゃないの!

おまえ、上司に言われて上納されてるってわけでもねえのに、飲み会だの、しょっちゅう顔出してんだろ?
だったら、そ~いう時にお酌しながら囁くんだよ

なるほど!
今度、居酒屋さんとかで場長とか所長のすがた発見したら、センセェの「出入り禁止」を大声でささやいとくね

 

新井剛央

アマの頃から学ばせて頂いてる方

金子さんの師匠は自分の父(31期、新井正昭)なので、直属の兄弟子にあたります。

自分が選手を目指すようになってから試験を合格するまで、よく街道練習を一緒にやらせていただきました。
自分の父親は、自分に対して厳しいことをあれこれ あまり言うことはなかったですが、金子さんは、色々な意味で怖かったですね、、、笑

ただ自転車に対してとても熱い方なので、自分が競輪選手になってからは色々と勉強させていただいております。

競輪学校の成績も78期で第5位と優秀な成績を残されました。

最近は、年末に怪我がありしばらく欠場せざるを得ない状況となってしまいましたが、ようやく復帰したのでこれからも怪我には注意して頑張っていただきたいと思います。

 

白岩大助

若かりし頃の恩人

金子選手は高校の自転車競技部の3つ上の先輩にあたります。

もともと金子先輩は私の高校の後輩であった新井秀明くん(85期 引退)と、そのお兄さんであり副支部長の父、ダービー王の新井正昭さんの練習グループである新井グループに所属していて、私がアマチュアの時に何度か出稽古で練習させて頂いていた事があったのでその時に既に面識はありました。

その後、私が競輪学校から卒業した頃に私と同じ旧八丁湖グループに移籍されお世話になる事になり色々ご指導頂きました。

若い頃の私は超の付くほどの『負けず嫌い』で練習でもレースでもかなり態度に出ていましたので、そういう面でも金子さんには色々御迷惑をお掛けしてきたと思います(汗)

その中で昔から近くで私を見ていてくれた金子先輩からは時に厳しくも私を想った言葉を掛けて頂いてきました。

先輩、これからもよろしくお願いいたします!

私も年齢的にベテランの域になり、さらに支部長の役職についてからは周りから何か言われる事は少なくなりましたが、これからも何かあればビシッと言って頂きたいと思います。

昨年末より怪我を含め色々あり、練習に集中出来ない状況が続いておりましたが、年度も変わり心機一転ここからまた金子先輩らしいキレある走りを見せてくれると思います。

余談ですが金子先輩は自転車はもちろん、カーレース(ラジコンやゲームソフト)、リアルもバーチャル含めレーシングカーが昔から大好きなのですが、そのDNAは愛息にも受け継がれて今や知る人ぞ知るレーサーとして活躍しています。
それも金子先輩に良い刺激となっている事でしょう!

 

 

B面はこちら

114話B面『晩年!父兄会』

さて、サクラの木も葉っぱがめだつようになってまいりました。
とゆ~わけで、お酒ずきのみなさまたちは新しい口実づくりにいそしんでいることと存じます。
ことしは、あたしも連日連夜飲みました~!
センセェは、どうだった?
お花見とかやったの?

う~ん、この画像だけどさあ…
どっかの人たちじゃあるまいし、なんか、じじつにかなり反するビョ~シャのよ~な…

そもそも、いまの時代にこんなよ~なノリってないよ

そう?
昔は、こういうの よく目撃して気絶しそうになったもんだけどね
キリスト教徒の息子としては…(笑)

まあ、むかしの選手は、結婚式みたいな場所でも はだかおどりする人がいたって話を関センセェから聞いたことはあるけどさ…

あの~
それとさあ…
前回も気になってたんだけど、あたしのフクブ、けっこ~成~長~させてない?

そろそろ安定期?
お大事にね

というわけで、お花見についてだけど、オレん家の窓の外は桜並木って知ってんでしょ?
あたりちゃん以上に連日連夜、寝ても覚めても延々お花見状態…(笑)

まあ、部屋で1人で飲みつつってのは ほとんどないけど、ご近所さんとは1回地元でやったよ
普段もたまに飲んでるメンバーと、いつも通り、その場の思いつきで(笑)

ご近所さん?

選手OB(笑)
けっこう近所にいらっしゃるからさ

あ~、そっか!
そういえば福岡に移籍した、浅見隼せんしゅ(115期・福岡)のご実家って、センセェん家から徒歩5分くらいって言ってたよね

隼くんは、幸いまだOBじゃないよ(笑)
でも、彼の親父さんには ずいぶんお世話になってる
オレのほうが年上なんだけどね(笑)

ちなみに、ご近所さんとして、おととしくらい?から、よくお酒ご一緒させてもらってるのは山本雄司さん(59期・OB)と、内堀利也さん(65期・OB)

面白いことに このおふた方とは、それぞれの子供達が皆同じ小中学校に同時期通ってたっつう、いわゆる父兄同士って関係でもあんの

あ~、そういえば、前にそんなこと言ってたことがあったね

んじゃあ、今回はおふたり絡みの話にでもしようかな…

どういう父親?

あっと、そうそう!

まず最初に言っとかなきゃだけど、「父兄」って言い方はけっこう前からよろしくないってことで、今は「保護者」って使い方が一般的なんでしょ?
まあ、「ママ友」、「パパ友」って言葉もあるけど、昔世代の人間って事で、使い慣れた「父兄」って表現で行かせてもらうのでよろしくね。

イラスト

さてと…
山本さん、内堀さんとは、父兄同士って言っても、子供達が在学中はあんまり接点がなかったんだよね。

というのも、オレがそもそも参観日だの運動会だのに顔出すってのが まあ、無かったから。

今は大いに反省と後悔してんだけど、当時は仕事が全てって考え方だったもんでさ…

おふたりも同世代(それでもオレより5~7歳下)だから、たぶんそんな感じだったんじゃないかとは思うけど、子供の学校行事とかをオレのように完無視続けていたのかどうかまではわかんない。

かなり前にそのへんのこと聞いた記憶はあるんだけど、どう言ってたのかは忘れちゃった(笑)

オレと違って、出席くらいはしてたんじゃないのかね?

ちなみに、今のオレ、若いパパさん選手とかにはちゃんと言ってるよ

「子供に、うんと関わってあげなよ」

って(笑)

父兄3兄弟

話を元に戻すけど、だから当時は「西武園クラブ」の忘年会だとかで内堀さんと顔を合わすと

「子供がお世話になってます」

な~んて、薄っぺらい言葉を交わすくらい。

その頃のオレは、お酒もまったく飲めなかったんで、普段もほぼつき合いがなかったんだよね。

山本さんにいたっては、子供同士が同じ学校通ってるってことすら知らなかったんだから(笑)

だから、おととしくらいに初めてそれを知った時は驚いたのなんのって…

イラスト

そうそう、そういえば子供達は当時 大流行りした『だんご3兄弟』世代。

あとさ、学校行事の代わりに、今はオレもめでたくお酒がご一緒出来るようになったでしょ。

というわけで、現在は『父兄3兄弟』って感じの間柄とでも言っとこうかな(笑)

ちなみに、酒のレベルは初心者のオレと違って、おふたりとも熟練者。

ともに先行選手だったせいか、ペースだとかをうまくリードしてくれるので、安心してついて行かせてもらってるね。

イラスト

おしゃべりの内容って…

先日も近所の居酒屋さん行ったんだけど、このおふたりと一緒だと本当楽しくて話が弾むんだ。

話題はもっぱら、国際情勢や政治、経済…
あとは哲学に関するアレコレといったところ…

「世界中から観光客が来てるんであちこちで外国人よく見かけるよ」※国際情勢

「食料品が高くて、スーパー行くのがつらくてさ~」※政治・経済

「昔、健康なんぞより金が欲しいって言ってたOBが、今は、やっぱり健康の方がいいだって…」※哲学

あっ、そうそう!
最近は、医科学とかの話題も増えたね。

「身体のあちこち痛くてよ~」

「あいつの頭が悪くてさ~」

長々、失礼しました(笑)

イラスト

高尚すぎる会話の内容、オレを筆頭に作業場帰りオッサンのような いでたちと雰囲気。
はたから見たら、元プロスポーツ選手と元大作家(笑)が飲んでるって風には誰も思わないだろうなあ…

まあ、どうでもいいんだけど、とにかく いっつも楽しいの!

んなわけでさ、それぞれの子供達は、いつの間にやら皆いい年齢になって巣立っちゃったけど、父親たちの新しい父兄会は長く続けていきたいね(笑)

それにしても競輪選手とそれを描いてる父親の子供が同時期に通学していた小中学校…
めったにないケースだったろうな…

おっと、そういや今、つまんないこと思い出した!

うちの1人が中学生の頃だったかな?
先生から、こんな風に言われたことがあったそうなの。

「雑誌で、おまえの親父のマンガ読んでるぞ〜!」

それ聞いた時、本当 複雑な心境になっちゃってさあ…
保護者の職業欄には、常に「自営業」って記入していたはずだったんだもん…(笑)

イラスト

 

へぇ~…
なんか今回は、ほのぼの~っぽい話にはなったね
でも、よかった
おじ~ちゃんたちが、みなさんしあわせそ~で

ハッハッハッ
甘いな!

家に帰ると、孤独死に日々怯えてるオレが本当に幸せだと思う?
ハッタリで「楽しい」連発してたの
あ~、悲し~~~!

ありゃ、まあ…
でも、これもSNSとかでは あるあるだもんね…(笑)

ヘッヘッヘッ
「ハッタリで楽しい…」ってのは、実はウソ!
父兄会は、いつも本当に楽しいもん
ただ、普段、不幸せってのも本当なんで やんなっちゃうんだけどさ(笑)

んも~
どっちなんじゃい、ったく!

不幸せで悲しいって方が上回ってるかな(笑)

ややっこしいオジ~は、も~ ほっといて、こんかいはおしまいにします
「でわ!」

 

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