101話 柿沼信也『雪降る中で!』

ハイ、みなさま~!
今回ご登場~は、2月5日初日の宇都宮で奇跡的に優勝~(笑)しちゃった柿沼信也せんしゅでございま~す!
初日はもうれつな雪!
3日間「さす」ような寒さの中で最終日、なんとかかんとか「差し」を決められたよ~です♡

柿沼信也

西武園OB 関優勝(37期)

やっぱ力はあるな!

「よぉ~柿沼、優勝おめでと~!」

あたりたちが今回のブログ作りやってる最中に優勝決めるなんてなかなか協力的じゃねえか。
ほめてやるぞ!

けどよ、決勝戦の終盤、オレ一瞬ダメかと思ったぜ。
前とあまりにも間あけすぎちゃったし、脚もけっこう使ってたように見えたしさ…

まあ、それでも元々が自力屋、かつ500の宇都宮ってことでなんとか届いたって感じなのかな。

でも別の視点で見るとアレを差しといたのはでかいよな。

脚力の高さを周りに再認識させることが出来ただろうし、なにより気分が最高にいいもんな。

繰り返しになるけど、最後、差せて本当に良かったよ。

もし差せてなきゃ、宇都宮からの帰り道、ど~なってたかわかんねえもんな
ハッハッハッ!
残った雪とか道路事情とか関係なくでさ(笑)

それはそうと、雪ってのは本当にやっかいだよな。
とにかく走りづれえしさ。
理想は開催中途打ち切りにでもなって、補償金もらってお帰りってパターンかな
ガッハッハッ

新井剛央

脚は持ってるね!

柿沼君は、最近何度か開催が一緒でレースも見ていますが、いまは追い込み選手にスタイル変更を兼ねてレースに臨んでいます。

元々自力でもS級で通用していましたし、これから追い込み選手として更なる活躍が期待出来ますね。
練習も平原康多君(87期・埼玉)のところでずっとやっていて、何度か自分がお邪魔した時も全然引けをとらない脚は持っていますよ。

今期はA級に落ちてしまいましたが、新しいスタイルで再びS級に返り咲いて頑張ってもらいたいです。

雪は、やっぱり「困ったちゃん」

2月5日から6日にかけて大雪が降りましたね。
雪国ではない関東地方のみなさんはいかがだったでしょうか?

自分のところはそこまで積もらなかったので、軽く雪かきをする程度で助かりました。

競輪の場合は、雪になると大概順延しますが、大垣や岐阜競輪場は、バンク内に水が流れるように設計されていて何度か大雪の中を走ったことあります。

映像で見ると周りは一面銀世界で、「こんな中走るの」って感じでイメージは悪いですね(笑)

何年も前になりますが、関東地方を大雪が降った時に丁度前橋に参加中だったのですが、宿舎から競輪場に向かうバスが雪の為これず、3日間宿舎に缶詰でそのまま打ち切りになったこともあります。

食堂の業者も仕入れが出来ずに日に日に食事が少なくなっていったという苦い思い出もありますよ。

白岩大助

追い込みでさらなる飛躍!

柿沼選手は副支部長のいうように平原康多選手の元でレベルの高い練習をしていて、スピードもパワーもS級上位戦でも自力で通用するような脚は持っています。

ここ数年は自力と追い込みの戦法に対して悩んでいるようでしたが、これからは追い込みとしてやっていくと決心がついたようですね。

今までも自力だけで無くイン粘りや飛びつきも器用にこなしていたので追い込みとしてのセンスがありますのでこれからが楽しみです!

雪の思い出

雪についてはいくつかありますが、やっぱり1番印象深いのは2014年の関東地方での大雪の時ですね。

小田原競輪に参加していたのですが前検日の夜に大雪が降りました。
施行者さんのご好意で宿舎に前泊出来たのですが翌朝、私の車のフロントに宿舎の屋根からの雪が大量に落ちていていたので手でどかしたらフロントガラスが見事に割れていました。

施設管理者でもある施行者からはそれなりの補償をして頂いたのですが想定外の積雪だったのでやむを得ない状況でした。
やはり自然には敵いませんね(汗)

それとクリスマスシーズンの岐阜記念競輪に参加した時の話です。
かなりの雪が吹きしきる中のレース、普段サングラスを掛けて走っているのですが選手紹介の時に湿った雪がサングラスにくっついてしまい前が見えなくなったので、理由をJKAに伝えて紹介後に外して走った覚えがあります。

そしてそのレースは最終バックで落車したのですが融雪(ゆうせつ/雪をとかす)のために走路の外側から流される水で退避路に水がとても溜まっていました。
バック線辺りで転倒したのに3コーナーくらいまで滑って行きましたが擦過傷1つもない無傷だったのには驚きました。

今後あのようなコンディションの中で走ることはなかなか無いと思いますが印象深い思い出です(笑)B面はこちら

101話B面『雪ってのは不思議だね』

今にはじまったことではありませんが、最近の気象状態もホントすっさまじ~ですね。
A面記事でもネタにしていたように、関東では5日は大雪。
なのに、なんとその10日後、15日には「春一番」!
でも、さらにおどろきなのは、今月下旬あたりに「雪の可能性も…」ですって⁉︎
気がへんになりそうです…

引きこもり人間にとっての冬

いやも~本当に体調管理が大変!

家で引きこもり生活をやっているようなオレにとっても、冬場はやっぱり地獄なのよね。
冷え性ってこともあって寒いのは特につらいのよ。

なら、ひきこもりってサイコ~じゃん!
さむ~い外に出なくてすむのに、なんで地獄?

あのさ~
毎日、家の中にいて一日中エアコンだのストーブだのつけっぱなしでいたら、電気代とか どうなっちゃうと思ってんの…

あ~、なるほど!
たしかにねえ…

でもさ~、あたしたちみたくイヤでも毎日お外に出なきゃならない立場にくらべたら けっこ~しあわせなんじゃないの

でも、外に出てる間は電気代かかんないでしょ

なら、言うけど あたしたちだってカイロ代とか余分にかかってんだからね

敵は暖房費

実はオレん家って、一番長い時間過ごす場所に思い切り吹き抜けがあるんで冷暖房の効率がすこぶる悪いのね。
夏はまだいいんだけど、冬は本当に寒いの。

なもんで、本当に快適な室温で朝から晩…
なんてことしたら目の玉飛び出る額の電気代やら灯油代になっちゃうのよ。

仕方ないから厚着して毛布とかにくるまって、凍えないレベルの室温設定で何とか生きてるわけ。

まあ、うんと大げさに言うと家の中で冬キャンプとか車中泊とかでもやってるって感じかね(笑)

電気代節約のため ガマン ガマン…

んな訳で、春がもう待ち遠しくて待ち遠しくて…

ただ、それでも雪ってのは不思議だよね。

雪景色って、ただ眺めているぶんには本当にきれいだし、すごく癒やされるじゃん。
東京に住んでる人間にとっちゃ、ごくたまにってレベルのことでもあるしさ。

だから降った時って、後に生じる様々な問題を差し置いて、嬉しいって気持ちのほうが先にわいてきちゃうんだよね…

東京では久しぶりにそこそこの量となった2月5日の雪も、窓からしばらく眺めたりしてたもんな…

もちろん、雪かきが必要なレベルにまではいきませんようにって、ちゃんと願いながらね。

いいねえ~、センセェは!
くりかえすけど、通勤、通学etc…
世の中の人たちはホント大変なんだからね(笑)

人気両者で決まったけど…

さて、最後に先日終了した『全日本選抜』に関してちょっとだけ。

優勝したのが郡司浩平選手(99期・神奈川)、2着が清水裕友選手(105期・山口)と、実力者2人のワンツーって形だったんだけど、なんとなくオレの印象に残ったのはやっぱり北井佑季選手(119期・神奈川)。

最終BS、逃げる新山響平選手(107期・青森)の勢いが良く、後ろから番手捲りを放つもなかなか捉えられず一杯かなと思ったらめげずに踏み続け直線入った頃に出切ったでしょ。

(あ~、こりゃ北井選手が『あっと驚く完全V』か~!?)

って、一瞬思ったもん。

結果的には後続2人に交わされ3着だったけど、いや~惜しかったよね~。
本当に大したもんだと思うよ。

レース内容的にも見事だったもん。
積極的に動いてレースを作り、まずは自軍をいい流れに持っていったでしょ。
で、終盤、新山選手の後ろにはまった後も、ギリギリまで待とうとせず果敢に捲って出てさ…

自分の役割もキチンと果たし、その上で優勝まであと少しってとこまでいったんだから現時点では満点の競走だったんじゃないかな。

30歳超えてサッカーからの転向ってことだけど、競技歴が浅いにもかかわらず、例えば去年暮れのYGPだって、完全にアウトって展開から2着っていう神をも恐れぬような走り?
…も見せてくれたでしょ。

今の時代、歳が大ハンデになるってこともないと思うし、スターをめざせる可能性は十分あるよね。

この先、果たしてどんな選手になっていくのかさらに興味しんしん!

たしかに去年の立川(YGP)はゴールのしゅんかん
「なんで北井せんしゅが2着にいるの…???」
みたいな感じだったもんね(笑)

高木隆弘選手(64期・神奈川)にいろいろ教えてもらってるそうだし、高木選手クラスまで成長できたらすばらしいよね

あっ、そ~だ!
そういえば優勝したのは郡司せんしゅだったのに、ここまでちっとも話題にしてなかったね(汗)

い~んじゃない、今さらべつに…(笑)
本命選手が人気通りの結果出したってことでさ

というわけで今回はおしまいです。
最後になりましたが郡司せんしゅ、ゆうしょ~オメデト~ございました!
「では!」

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