SR66話B面『自宅稼業は快適?』

本日のざれごと

GWもはるかむかしに終わっちゃって、夏休みは まだまだ先…
週に1度か2度のお休みだけがささやかな息ぬきって日々をおくる あたしにとって、センセェみたく通勤と無縁の生活をしてる人ってうらやましくて うらやましくて…
40年ちかく、そ~なんでしょ?
い~な~~!

【夏場になると ますます地獄なんですよね~…】

そりゃ
「隣の芝生…」
ってやつだね

オレは、どっちもどっちって感じてるよ
通勤通学が大変ってのは もちろんわかるけど、自宅稼業も うんと快適ってわけでもないのよ

そうなの?

オレの場合は、まず日常の感覚がいろいろマヒしちゃったからね(笑)

何もかも狂いだす

まあ、自宅稼業ってのも人それぞれ色んな形があるから、これ あくまでもオレの話よ。

自宅にこもってマンガ描きみたいなことやってると、まず曜日の感覚が薄れてくんだよね。
さすがに今は違うけど、雑誌連載やってた頃なんて本当にひどかったもん。
どんなパターンで生活、仕事しようが完全に本人の自由だから、もう乱れまくるの。

基本的に日常の生活のことは頭になく、あるのは常に仕事のことのみだから余計にそうなっちゃうのかな。
いつも

(この原稿をいつまでに上げるか)
(何日に渡すか)

って考えてるだけで、土曜日曜、祝祭日関係なしに作業してたからね。

しかも作業にかかる時間なんてその時々でマチマチだから、決まった時間に寝起きして仕事してなんて無理なわけ。

だから、朝まで起きてて昼頃まで寝てとか、あるいは数日はほとんど寝ず…
だとか…

そんなこと続けてりゃ、そりゃ1日だったり、日常の感覚が怪しくなってもおかしくないでしょ。
そもそも、毎日 家の中じゃ平日休日ってこと自体あまり関係なくなるしさ…

【何でも自由ゆえ 布団に入る時間も 入っている時間も毎日違ってくる自宅仕事】

それでも、日々、カレンダーに目が行くタイプなら大丈夫だろうけど、特別な用事でも入らないと やっぱりあんまり見ないんだよね。

さっきも言ったように、頭にあるのは「原稿を渡すのは◯日」ってことだけだから、近づいてくるまでは気にもならないんでさ。

ゆえに、今日が何曜日かわからないなんてしょっちゅう。

ひどい時は、何月かを忘れてるってこともあったくらい。

とはいえ曜日に関しては、編集者さんが来るのは「平日」だけだから、それで多少リセットはされてたのかな。

今は、当時みたいな生活しているわけではないけど、やっぱりほぼ自宅の中って生活だからそれほど変わってはいないかも。

窓から見える遊園地の様子でようやく世間の休日ってのを知ったりとかだし…(笑)


今日は何の日?

というわけで、曜日や月日の感覚が薄れ、祝祭日にも無縁だと、世間のノリにも当然ついていけなくなるの。
連休が待ち遠しいとか、「も~ い~くつ寝~る~と~」みたいな…

こういうのは、自分的には本当に寂しいんだけどね。

今じゃもう、祝祭日が何月何日にあって、その日が「何の日」かってことすら ほとんどわからなくなっちゃったし。
日にちが固定じゃないものができたってのも大きいかな。

ちなみにオレが今、ちゃんと認識できているのは『元旦』と5月5日の『こどもの日』だけ。
それ以外は、名称は記憶してても月日がわからなかったり存在すら忘れちゃったり知らなかったりだもん。

贅沢言ったらキリないけど

さて、自宅稼業のほうが快適とは限らないって話には、こういうのもあるね。

外に出てればあたり前に遭遇できるできる発見や刺激を得る機会が少ないってこと。

たとえば

「今日、電車の中でこんな人を見た」
「あそこに、あんなものがあった」

みたいなれべルのことでもさ…

「毎日、決まった時間に会社と自宅を往復するだけよ」
っておっしゃる人もいるかもしんないけど、でもさ、毎日自宅と毎日外じゃ、やっぱ差は結構あると思うんだよね。

一年中 部屋着のみ

はい!
あと、オレにとってはこれが1番問題なんだけど、身なりに無頓着になるってこと。

言うまでもないけど、家から出ないですむってことは、どんな格好でも問題ないでしょ。

面倒くせえと思ったら風呂やシャワーもズボラでいいし、以前、このブログで語ったこともあるけど雑誌連載やってた頃なんて床屋さんにもろくすっぽ行かなかったからね。

当時、近所の桜井さん(久昭/28期・OB)は、オレの顔見りゃ こう言ってたもん。

「お~、コ◯キが来た!」

まっ、自分でも あの頃振り返ると恐怖すら感じるけどさ(笑)

【どんな格好で仕事してようと読者にはわかんないからね】

なわけで、通勤仕事と家仕事は、ゆえに、どっちもどっちなんじゃないって話(笑)

なるほどね…
でも、やっぱり あたしは自宅仕事にあこがれるなあ…
毎日のメイクが必要ないってだけでも天国だもん

あたしもセンセェど~よ~、休日、出かける用事がないときは すさまじい格好してるからね(笑)

【男も女も1人のときは同じ】

はい!
とゆ~わけで今回もおみぐるしいすがたをお見せしました。
あ~、はやく夏休みがこないかなあ~…
「でわ!」

104話B面『「個人」より「役割」優先!』

A面でちょっとふれましたけど、先日、どっかでひっそりやって、あっさりおわったダービーについてですが、今回のあたしたちには関係ありません。
とゆ~わけで、ダービーより先にやって連日大盛況で幕を閉じた西武園のはなしをもう少し。
地元で働いている身としては、やっぱり地元勢に優勝してもらいたかったのが正直なところ。
タナカセンセェだって、もちろんそうだったんでしょ?

ハッハッハッ
今回のブログ制作は4月の下旬だったもんね

さて
「地元に優勝してもらいたかった?」
って質問だけど
とくに、そういうのはないかもね

ただただ
「自分で買ってる車券、かつ配当がより高い方で決まってくれること」
それだけかな
でも、ほとんどのお客さんがそうじゃないの?(笑)

まあ、そうは言っても個人的につき合いがあるみたいな選手のことはやっぱ応援するし勝ってもらいたいとは思っちゃうよ。

と言いつつ、可能性が低いと思ったら車券は買わないけどさ(笑)

なにも、そ~正直にゆわなくてもさ~…
あたしもホントはそうだけど…(笑)

さて、それじゃ西武園の話にいくけど、今回、注目されてたのはやっぱり平原康多選手だったろうね。

平原康多(87期・埼玉)

イヤな言い方になるけど、力の衰えが見え始めたスーパースターが、地元の記念でどういう結果を残すかって思いも持ちながら観戦してるお客さんも多かったんじゃないのかな。

今回同様、地元5人優出の大宮で優勝逃してるだけになおさら…

あとさ、ジイさんになると、ついついこういう思いでも見ちゃうんだよね。

誰しもそうだけど、年齢とともにそれまであたり前に発揮できていた能力がだんだんと出なくなってくるでしょ。
そういう時期って精神的に結構こたえたりもするよね。

で、そこからまた生き方や考え方が変わってくるってのもあるじゃん。

(平原選手は今、どんな思いで走っているのかな…)

って、オレも自分の過去に重ねながら、決勝戦は特に興味深く観戦させてもらったな。

平原選手にとって、今回の記念はものすごく大きな意味を持つような気もしたしさ。

地元記念をあたり前に取れる存在であることを継続できるか否かが今後の寿命にもつながってくる気がしたの…

(なんとしても勝ちたいだろうな…)

なんて思いながら眺めていたのよ。

そしたら最終3角、驚いたというか何というか…

平原選手が優先したのは…

森田選手の番手捲りに乗る平原選手が、捲ってきた深谷選手を必死で止めに行ったでしょ。

平原選手後位の武藤選手が先に一発持ってってたし、その時かまわず前にだけ踏みに行ってたら優勝もあったかもしれないんだよね。

【4月23日/西武園74周年記念優勝戦】 最終3角、猛然と捲り上げる②深谷を、⑦武藤に続き①平原が必死にブロック

こういう時って、自身の勝利を最優先する選手も多いじゃん…
もちろん、それも正しい判断で「競輪道」に反するってことにはならないと思うのよ。

今の平原選手がそれをやっても、地元勢は誰も不満持たなかったろうしさ…

だけど、平原選手は普段同様の競走を選択。

個人のための競走は、する素ぶりすら見せなかったんだよね。

(う~ん…なんて出来た人間なんだろう…)

重ねて言うけど、あそこで自分のためだけに踏んでったって怒る客はそうはいないだろうし、むしろそのほうがありがたかったって人も多かったかもしんないよね…

岐路に立ってるときの考え方や行動は人それぞれだと思うけど、平原選手はこういう選択をする人間なんだと改めて認識させていただいたかな。

…な~んてことを考えてた今、実は今回の原稿送りギリギリのタイミングだけど、平原選手が『いわき平ダービー』の緒戦「特選」で快勝。

西武園優勝の眞杉選手を最後の最後まできっちりガードしながらの、「らしい」1着。

西武園の走りを、お天道さまは是と判断したのかな…

次走以降が楽しみ!

センセェ…
あんまり、そ~ゆ~ふ~にしゃべられると、ぼ~と~に、あ~ゆ~言葉をはっした あたしの立場がさ~…

ハッハッハッ
そ~ね!
ブログ更新日の今日はダービーもとっくに終わってるはずの10日なんだもんね

現時点ではだれが勝ち上がってんのかすらわかってないんだからさ(汗)

あっ、そ~だ!
ところで、センセェさが今までの人生で岐路にたったときって、ど~だったの?

おっ、無理やり話題を変えたね(笑)

オレの場合は、つねに討ち死にして徐々におのれを知った(笑)

なるほど、センセェ~はウチジニばかりのジンセ~でしたか…
ありがたいおはなし、ありがと~ございました…
「でわ!」

【追記】

なんと、平原選手が見事ダービーで優勝!
お天道様を味方につけ、人生の岐路で大きな勝利を獲得しました~!

センセェとは、おおちがい~っっっ!!!

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