59話 松浦悠士『しっぱいしちゃった?オールスター!』

せんげつのオールスター、ユージ選手ほんとにカッコよかったな~*・゜゚・*:.。..。.:*・’(*゚▽゚*)’・*:.。. .。.:*・゜゚・*
あの強さ!
あたしはも~コ~フンしまくりでした…

松浦悠士 松浦悠士

オールスターは松浦が凄まじい力を発揮して優勝したな。

さすがの一言!

ああいう競走見せられると今更だけど競輪は大きく変化したって感じるよな。
松浦の場合、純粋なマーク選手ってわけではないんだけど、今の時代はマークの選手も、もはやマークだけでどうにかなるってもんでもなさそうだろ。

もちろん昔も、トップクラスのマーク選手は先行力も高いレベルで持っている人がそれなりにいたけど、今の競走とは形態もギアも違うからやっぱり別もんだよな。

さて、今回は決勝戦の感想を同業者の視点で読者にコメントしてみてくれや。
ここが凄かったとか、ここが勝負を決めたポイントだとか、この時の選手の心理はこういったものだったんじゃないか…みたいな感じのさ。

それにしても、今ふと思ったんだけど、白岩も新井も本当に凄まじい時代に選手をやっているよな。
オレたちの時代と違って本当に自己責任(自身の脚力)の度合いが高くなっちまってるし。

こういう厳しい時代に支部の仕事をしながら戦ってんだから大したもんだよ。
これからも、ぜひ頑張ってくれ!

白岩大助

オールスターの決勝戦は、まさに「競輪」VS「ケイリン」の戦いでした。

東京オリンピックに向けて世界的で通用するレーサーに進化した脇本雄太選手、そして令和の時代の競輪において今、最も実力と勢いのある松浦悠士選手。

連日、パワーとスピードで他の選手を圧倒する走りの脇本選手に対して、松浦選手を擁する中四国ライン、そして同期ラインを組む山田英明選手がどのように作戦を組むのかが焦点でした。

結果としては中四国ラインの先頭を走る原田研太郎選手の熱い走りに応えた松浦選手の優勝。

私個人的にはやはり3コーナーで松浦選手の前輪が脇本選手の後輪にギリギリ掛かる状態から重い内側を松浦選手が踏み込んで前に出て、さらに頭を出して脇本選手のスピードを止めた松浦選手の粘りと技術。あれだけ長い距離を踏んでさらに頭でブロック出来るだけの余裕があったところに驚きました。

「ケイリン」であれば頭を出して妨害したら確実に降格となりますが、ここは「競輪」の土俵。スピードとパワーだけではない、総合格闘技のようなものです。

強い者が勝つのでは無く、勝った者が強い。
これだから「競輪」は面白いんですよね。

しかしこれからの「競輪」は技術はもちろんの事、それ以上にスピードとパワーは必須となります。

私も副支部長も進化していけるように頑張ります!

新井剛央

関さん、激励ありがとうございます。
支部の仕事は言い訳には出来ないですからね。 両立出来るよう精進して頑張りたいと思います。

オールスター競輪の決勝ですが、すごく見応えのあるレースでしたね。
準決勝を10.4のバンクタイ記録で捲った脇本君を別線がどのような作戦で挑むのか楽しみなレースでした。

レースの方は、打鐘前に徳島の原田君が車間を切ってカマシ先行体制に入り、スピードが上がっているところを後方から脇本君が、さらに外を踏み上げて、最終バックでは半車身ほどのリードがありましたが、合わせて出た松浦君が内から盛り返したところは、とてつもなかったですね。

レースを見ていて、脇本君もしくは番手の古性君の優勝かなと思ったのですが、内から盛り返して直線部分では脇本君おろか、古性君も全く寄せつけない圧倒的なレースでしたね。

脇本君を振り切った松浦君も凄かったですが、ラインから優勝者を出すレースをした原田君も凄かったですね。彼の気持ちが全て伝わって松浦君の優勝につながったのだと思います。

いまの中四国の勢いならば、原田君にもこの先チャンスが回ってくると思います、、、が、関東も素晴らしい自力選手はいっぱいいます。
是非とも平原君の前で(ここからは個人的な意見ですが)頑張ってもらって、いまの中四国の勢いを関東にももってきていただければと思います。

裏話はこちら

58話 武藤龍生『真に受けちゃダメよ♡♥♡』

みなさまコンニチハ~~*・゜゚・*:.。..。.:*・’(*゚▽゚*)’・*:.。. .。.:*・゜゚・*
♪~ちゃんと【Go To ステイホームういずコロナ】してますか~?
あたしは、お仕事の日以外はおうちにこもってオンラインでいろんなとこへの旅行と買いものしてます(><)
おりこうさんでしょ(╹◡╹)♡
今回ご登場の武藤龍生せんしゅも、とってもおりこうさんなんですよ~~♡♥♡♥

武藤龍生 武藤龍生

親父は現役、息子はS1。
脳みその成分まではわからんが、顔はほとんど一緒の武藤親子。
本当に幸せだよな。

さて、オレにとってのこの親子、親父は若い頃、オレにちっとも貢献しなかったけど、息子の方はそこそこ貢献してくれてるかな。
親父はオレの足場として、せがれは車券の方でって意味だけどさヘッヘッヘッ…

あっ、と言っても別に息子絡みの車券で度々儲けさせてもらってるって訳じゃねえんだ。

息子のレース、目標がしっかりしている時はもちろん買うよ。
でも、オレの中では、別線狙いの時でも押さえに必ず絡めとくって存在までにはまだなってねえからさ。
余所から買ってる時に、余計なとこから突っ込んで来て邪魔されるってイメージもまだ少ねえし…
だから、外して買っても安心。
買う点数も減らせるだろ。
ゆえに貢献してもらってるってことハッハッハッ!

息子への期待

ところでさ、これは本人もよくわかってると思うけど、マーク屋ってのは本当に地味な商売だからな。
どっからでも来ちゃうってイメージ持たれるくらいにならねえと、勝った時は常に前のおかげ。
どんなメンバー、どんな展開でもゴールん時は頻繁に絡んでくるって存在になってようやく一流って認めてもらえるんだ…

つまり、別線から買ってる時のオレの車券をちょいちょい邪魔してくるようになったら息子も真の大選手って訳だ。

さあ、親子でオレにとって迷惑な存在になるかどうか?

息子の今後の頑張りしだいだなフッヘッヘッ…

あっ、でもよ、もしそういう存在になった場合、今度は逆にどんなメンバーの時でも武藤を絡ませて買わにゃならんようになるな…

おい、息子!
頼むから「買うと来ない」って選手にだけはなってくれるなよ!

ちなみに親父は、オレが目標にすると「来ない」じゃなく、「行けなかった」…でもなく、「行かなかった」っつう最悪の人間だったからさグッハッハッ!

白岩大助

皆様ご存知の通りお父さんは武藤嘉伸選手(59)、叔父にあたるのが武藤篤弘選手(95)、そして今回の主役である武藤龍生選手(98)3人が武藤グループです。

お父さんの嘉伸選手には私はデビューした頃から大変可愛がってもらっていて、家族愛がとても強い武藤家の写真を龍生が小学生くらいの頃から見せてもらってました。

Tシャツやクオカードセットを贈らせてもらって幼ながらに喜んでいる龍生の写真を見せてもらって可愛らしい子だった印象があります。

マーク屋への覚悟

選手になってから落車や失格などでS級に上がるまで本人が思っていたよりも少し時間が掛かったと思いますが、今ではすっかりS級に定着して1班になりグレードレースにも常連になるようになってきました。

ここ2年くらいの彼の飛躍には目を見張るものがあります。
私が個人的にターニングポイントになったと思った開催がありました。

それは彼が初めて他のラインに「ジカ競り」を挑んだ伊東温泉競輪。

番組を見て相談された事を覚えています。私自身「ジカ競り」に行くタイプではないのですが、彼のお父さんは番手選手としてS級で活躍し今尚、目標がいない時には「ジカ競り」をする古き良き「番手選手」です。

それを踏まえ、その時「今後、追い込みとしてやっていくなら勉強してくれば?」と一言言いました。

彼は記憶にないかも知れませんが、それからの彼の飛躍において、ある種の覚悟を決めた日のような気がしました。

そして、もう一つ強く残る彼のエピソードがあります。

父への想い

武藤グループは埼玉県の中でも群馬県に近い地域にあり、他の競輪選手があまりいません。練習は基本的に3人でやっています。

しかし彼が結婚して、しばらくして家を建てる話をしていた時に、競輪場の近くや他の練習グループの多い地域に引っ越して来ないのか聞いたことがありました。

その時に「自分は父のやり方でここまで来たので、このやり方で強くなって父の練習を証明したいんです。」と気持ちを語ってくれました。

こんな事聞いたら、きっとお父さん泣いちゃいますよ。僕泣きそうでしたもん

そして父が成し遂げていないS級優勝をし、これからはさらに上のステージできっと活躍してくれると思います。

本人の気持ちと父の想いを背負って。

面白いエピソードもありますが、武藤龍生といえばこのエピソードをどうしても皆さんに伝えたかったので長くなってしまいました。

その他のエピソードについては副支部長お願いしま~す

新井剛央

龍生くんとは住んでる場所も違うので競走以外での接点はほとんどないのですが、支部長も言っている通りいまの位置にいくまでに少し時間はかかったと思いますが、いまや特別競輪の常連になってきていると思います。

そこにはとてつもない努力があったと思います。

自分の中ではそこまでガツガツした印象はないのですが、レースを見ていると一瞬の判断やスピードは目を見張るものがありますので、やはり特別競輪に出る選手だなぁと思っています。

選手として家族として

少し前にお父さんの嘉伸さん競走が一緒で龍生のレースを部屋でみている時にレース自体は無事に終わったのですが、嘉伸さんが「はぁ~、疲れた」と言っていました。

自分も父親と弟が選手なので、嘉伸さんにその気持ちすごくわかりますって話をしたのを覚えています。
自分が走る時より変な緊張するし、ハラハラしちゃうんですよね(^^;)

これも少し前ですが、嘉伸さんと龍生の親子参加で龍生が優勝を果たしたときは羨ましくもあり感動しました。

見習って自分も頑張らないとですね(_;)

今回、ダーリン♡♥から届いたメッセージに、こんな一言がつけくわえられてました( ・∇・)

「支部長からおもしろエピソードと頼まれてましたが、ここに書けるネタがなかった(笑)のでこんな文章になりました。
どうぞよろしくお願いいたします…」

『ここに書けるネタがなかった(笑)』って部分が、みょ~にひっかかるんですよね( ̄^ ̄)ゞ
ロックちゃんも、『面白いエピソードもありますが…』って意味深なこと書いてるし…

ひょっとしてぜったい公にできないヤバいエピソードがあるってこと⁉︎

あ~知りたいなあ~(*≧∀≦*)

言える範囲でいいから、こんどツイッターで発表して!

ハッハッハッ
深読みしすぎ。
龍生くんは今、さらなる上を目指して競輪一直線。
ハメはずしてる暇なんてないからさ…

フッフッフッ
龍生、今頃きっと冷や汗かいてるな。

ねえねえロックちゃん。
あたしにだけでも、こんどナイショで教えてね(^_-)-☆

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