88話 深谷知広『後ろをまわってワン!』

先月の『お~みや記念』、ざんねんながらあたしはリュ~チジョ~の中でした。
なんでも決勝戦のしゅ~りょ~ご、こんなことがあったようです…

深谷知広

深谷知広

う~ん、あたしはチョットふくざつ…
ダ~リン♡♥まで いっしょになって こんなこと…

今回のことで深谷と郡司(浩平/99期•神奈川)にさらに愛情を深められたら、平原(康多/87期•埼玉)にとっての脅威がさらに増すってことになるからな

とはいえ平原ってのは競輪競走に関してはすべての面で長けている不世出の大選手!
ますます頭を使ってどんどん寿命を延ばしていくとは思うけどよ

うん
あたしも、そう思う!

西武園OB 関優勝(37期)

タイトル戦線、これからが楽しみ!

さて、深谷に対するコメントか…

「今さら特にねえな…!」

ただ、今回の郡司-深谷の並びは たしかに興味深かったよ。
後ろまわる競走なんてできんのかってのもあったし…

それにしても南関東、北日本に続いて「フラワー化」っぽいことでも考えてんのかね?

倍数革命の後、選手の自力化が進んで徒党を組むより単独でって傾向も一時はかなり強くなりかけてたろ。
けど、やっぱり組織戦の有効性にもう一回気づいてきたってとこなのかな?

個人個人で能力を上げていくのも重要だけど、数の力にモノを言わせてってのはやっぱりそれ上回るくらい強力だからよ。

まっ、あとは選手だって一介の労働者。
相互互助のシステムだって欲しいよな。
深谷だって、気がつきゃ もういい歳だし…(笑)

脇本(雄太/94期•福井)~古性(優作/100期•大阪)。
北日本。
そして郡司-深谷、あるいはその逆並び…

いや~、これからが本当楽しみだね!

新井剛央

一瞬で決まった

まずは深谷知広選手、大宮記念優勝おめでとうございます。

レースの方は、吉田有希選手(119期•茨城)に平原康多選手、宿口陽一選手(91期•埼玉)の関東勢が前受け。

郡司浩平選手に深谷知広選手、荻原孝之選手(80期•静岡)が中団。

新山響平選手(107期•青森)に佐藤慎太郎選手(78期•福島)の北日本勢に単騎の中本匠栄選手(97期•熊本)が後方からのレースとなりました。

結果論となってしまいますが、打鐘後に新山選手が吉田選手を抑えた時に佐藤選手と新山選手の車間が開く形になって、吉田選手が引いて隊列を整える前にここぞのタイミングで郡司選手にかまされてしまいましたね。

レースを見ててそこがキーポイントだったと思います。

他地区の脅威に

見てる方なので簡単にいいますが、一瞬の隙を見逃さない郡司選手の動きは流石でした。

いつもは、深谷選手に郡司選手という並びが通常でしたが、今回のような並びが今後増えていきもっと確立していくと他のラインは脅威になってくると思います。

今年もSS班筆頭にどのようなレースが繰り広げられてくるかとても楽しみですね。

白岩大助

胸騒ぎのする一戦に

今年の大宮記念は4連覇の懸かる平原康多選手に大きな期待が集まりましたが、結果的に郡司選手、深谷選手の南関の2人の強さがとにかく目立つ開催になりました。

初日から今までとは異なる郡司・深谷の並び。

深谷・郡司の並びも脅威ではありますが、自分のやるべきことをしっかり果たす走りをする郡司選手が先頭という並びも他のラインからすると嫌だったと思います。

郡司選手は車券に貢献するだけではなく1着でゴールする事が期待されるS級S班。

しかし郡司選手を普段から見ているファンの方はご存知だと思いますが彼は受けた恩義は返すタイプ。

自分が勝つべきレースは勝つ走り、ラインの先頭としてラインのために走る時はその走りが出来る選手です。

今開催、私はファンサービスとして場内にいたのですが決勝戦を多くのファンが観ている4コーナー付近の金網の外でで観ていました。

すると勝負所に入る前の周回中に1人のお客様が

「郡司!お前今まで何回深谷の世話になってるんだ!分かってるな!」

と郡司選手にゲキを入れていました!

それを聞いたらなんかザワザワと胸騒ぎがしてしまいました。

そしてレースは皆さんご存知の通り関東と北日本が踏み合った一瞬の隙を逃さず郡司選手が仕掛けました。

レース後に平原選手の口からも

「あそこで行かれたくなかった」

流石ですね。

競輪仁義

とここまで本当は深谷選手がテーマの回なのですが私も副支部長も郡司選手のことばかり取り上げてしまいました()

なのでここからは深谷選手についてになります!

深谷選手を付けて優勝するには少し長く郡司選手の距離では無かったと思いますが、そこでしっかり仕掛けてくれたのは今まで深谷選手の後ろでお世話になった想いが走りに表れているのでしょう。

準決勝、地元大宮記念の初優参が懸かる中田健太選手を付けて先行。

そして3着に逃げ粘り決勝戦に向けて『強い深谷』のイメージが多くの人にしっかり刻まれ、決勝戦の結果にも繋がりました。

私のこのコメントは深谷選手の大宮記念後の松戸F1戦を終えた後に書いているのですが松戸でも準決勝、決勝と地元千葉の中村浩士支部長を付けて先行。
そして逃げ切り完全優勝。

『本当に強い深谷』に戻って来ました。

関東地区としてはあまり強過ぎるのは困りますが、競輪界がさらに盛り上がるためにも今年は深谷選手の活躍に期待ですね!

余談ですが、深谷選手と言えば大の車好き。
深谷選手のSNSをよく拝見していますが、本当に刺激を受けてます!

「走りも車も超一流!!」

今年の深谷選手には注目です!

B面ざれごとはこちら

87話 新山響平『恩返しもがんばるぞ!』

「♩さ~いれん な~~い♫ほ~り~ な~~いっっっ♩」
みなさま、きょ~は、せ~なるひ『クリスマス』!!!
シンザンせんしゅステキ……
「LOVE♡」

新山響平

新山響平

あ、あ、あたり…
お、おまえ、ゴキブリだけじゃ飽きたらず、今度は新山か⁉︎

し、しかも最後まで許すって…
ま、まさか本当に…

い~じゃん、べつに!
クリスマスなんだし!

知らねえぞ
バレても…

はん?
けっこ~、みんなしってるけど…

知ってる?

シンザンせんしゅがお仲間さんたちと『健康ランド』にいくって耳にしたから、あたしも仲間にいれてもらっただけだもん

前回ブログで
「シンザンせんしゅにくらいつきます!」
って せんげんしちゃってたし、も~ ヒッシで動向おいつづけてたのよ…

でも、おまえ、最後まで許したんだろ?
ちゃんと…

ゆるしたわよ…
「け~りんさい」ゆ~しょのインタビューで
『恩がえししたい』
な~んてマヌケな発言しちゃったことを

あんなの、GPの手のうち はやばやと さらしちゃってるよ~なもんじゃん!
「初出場ですが、せ~いっぱい がんばります」
て~どで じゅ~ぶんなのに…

それにさ、あんなに大々的にいっちゃうと、作戦変こ~だって しずらくなっちゃうでしょ
お客さまに
「ウソつき~!」
っておこられちゃうおそれがあるじゃん

けっきょく、本番前にわざわざ自分で 自分たちの作戦の幅せばめて やりづらくしちゃったと思うんだよね…

それでもいちお~ トシしたクンだし イケメンだし、おね~さんとしてはゆるしてあげるしかないじゃん

ふふん…
おい!
じゃあ それが「最後まで」ってフレーズとは どう結びつくんだよ?
本当はおまえ最後まで…
グヘヘへへ

しつこいなあ~!
だからさ
「GPで最後どんなふ~になったとしてもゆるしてあげるね」
ってゆ~イミ!

こ、このヤロ~…
最後の最後まで政治家や官僚並みの答弁くりひろげやがって…

なら聞くが、おめ なんで素っ裸だったんだ?

すっぱだか⁉︎
いつ???

あ~、カラオケのさいちゅ~に館内着がちょっとはだけたしゅんかんはあったかもね…
でも、中はフツ~に上も下もつけてたもん!
あたりまえだけどさ

じゃ、あの「チュ~」は?

胸もとにホコリがついてたから
「フウ~」
ってしてあげたの!
しゅんかん、ほかの女の子たちの目がこわかったけどさ…

おまえ、「並み…」ではなく まさに政治家になるべき存在だわ…
政党は問わずで…
官僚は、もう無理だろうからよ…

はあ~あ…

今頃、あたりの親は泣いて…

んじゃなくて大喜びしてんだろうなあ~…
仮にも来年のSSを、ああして…

「おい、タナカ!」
「出版社だと、いくらくらいでネタ買ってくれんだ?」
「デッチ上げや、公益性のカケラもないネタも含めて…」

知んないよ、そんなん!
そっち系の人に知り合いはいないんで…

あのさ~
「しんぴょ~せ~ ゼロ!」の話で もりあがってるとこワルいんだけど、シンザンせんしゅへのコメントらんに ちっとも進んでいけなくてこまってんだけど!

ボクも副支部長も さすがに待ちくたびれてまして…

遅ればせながら、まずは「オメデトウ!」

ふん!
ったく、しゃあねえなあ…

ほんじゃ、不適切な関係の追求は先送りってことで 被害者の新山響平について語るとすっか…

もうひと月近く経っちまったけど、競輪祭は本当強かったし、決勝の番手まくりも見事だったよ。

新田(祐大/90期・福島)も後ろの誰かが取れよっちゅう走りだったし、後ろを回った新山もこの日の役割は自身が優勝すること。
新田の援護なんぞする必要もなく躊躇なく踏んで見事初タイトル。

捨てた方も捨てられた方も笑顔笑顔っちゅう、まさに良き時代の競輪みてえだったな。
見ているこっちも清々しい気分になれたゴールシーンだったよ。

さっき、未来の政治家が優勝インタビューに関して否定的な感想持ってたけど、オレは別にいいんじゃねえかって思ったけどな。

あのフレーズを口に出しても出さなくても、他の選手たちはど~せみんな それ想定できるんだから。

「ラインのみなさんのおかげで勝たせてもらった、次は恩返しをしたい」

ク~~ッ
いいセリフだったじゃねえか!

「作戦の幅」ったって、今回のGP、新山としては主導権取り一本の選択肢しかねえだろうよ。

影響なんて大してねえさ…

大きな競走見せてくれ!

というわけだから、新山!
GPでの主導権、期待してるぜ!

ただよ、だからって単に機関車としてって言ってるわけじゃねえからな。

過去、初出場で逃げ切りVってのもあんだし チャンスはある!
おまえさんの先行力は、それだけのもんがあるってことを小倉で見せてもらったからな!
ガンバレ!

ん?
あそこで太田真一せんしゅ(75期・埼玉)がきゅ~に ニヤけたカオしだしてる…
なんでだろ…?

なんでだろうな?
あいつもけっこういい歳になったし、ボ○でも始まったのか
ハッハッハッ

う~ん…
歳のせいか、太田選手がGP乗るような選手だったかどうかなんて覚えてないし、ましてや初GPで打鐘先行から まさかの逃げ切り決めちゃうなんて記憶も抜けちゃってるしなあ…

新井剛央

鉄壁ラインでの見事な勝利!

新山響平選手、競輪祭優勝おめでとうございます!

ラインの力って本人も言っていた通り、今年グランドスラムを達成した新田選手を先頭にSS班の守沢選手(太志/96期・秋田)、成田選手(和也/88期・福島)と鉄壁のラインでしたね。

レースの見どころとしては、鉄壁の北日本ラインを坂井選手(洋/115期・栃木)と平原選手(康多/87期・埼玉)の関東ライン、郡司選手(浩平/99期・神奈)と小原選手(太樹/95期・神奈)の南関東ラインに単騎で荒井選手(崇博/82期・佐賀)がどのように組み立てるかでした。

細かいレースのところは省きますが、後ろ攻めになった北日本ラインが新田選手のダッシュ力で番手に飛び付かせず、2コーナーから新山選手が番手捲りの形となり見事に北日本のラインの力で優勝を勝ち取りました。

レースを見ていて、これが競輪って感じさせるレースだったと思います。

新山選手も永らくナショナルチームの一員として活躍して10月にナショナルチームからの引退を決意し、初めてのG1でしたが、彼のいままでの頑張りがあった結果がこの優勝に繋がったと思います。

グランプリは、新山選手をはじめ、新田選手、佐藤慎太郎選手(78期・福島)、守沢選手と北日本の層がとても厚くなりましたが、どんなレースになるかとても楽しみです。

GP、平原ガンバレ!!!

今年は残念ながらG1のタイトルは取れずに賞金ランキング7位での出場となりましたが、10年連続13度目の出場となりとても素晴らしいことだと思います。
この先にもこんな選手出てくるのかって感じですね。

一年の集大成とあってどの選手からでも狙える激戦が予想されますが、是非とも頑張っていただきたいと思います。

白岩大助

獲る走りに徹し悲願達成!

まずは新山選手、競輪祭優勝で初タイトルおめでとうございます!

デビューからスター選手として注目され、当時のデビュー最速G3制覇も記録するなど、瞬く間に北日本を代表する先行選手となりました。

今回の競輪祭決勝戦には北日本ラインとして新田選手、成田選手、守澤選手、そして新山選手。

今までであれば新山、新田、守澤、成田という並びだったと思います。

ただグランドスラムを達成しGP出場も決めた新田選手としては、やはり北日本から競輪王を出してGPでもラインを長くしたいという思いは誰もが想像出来る事だったでしょう。

その上で新山選手からも新田選手の番手を志願したというコメントもありましたので獲る走りに徹するのだと思いました。

副支部長の言うように見え見えの番手捲りレースの中でも、しっかり飛び付かれなかったのは新田選手のダッシュ力はもちろんですが北日本ラインの強い絆でした。

昨年の競輪祭は同期107期生の吉田拓矢選手(茨城)が優勝、そして今回は新山響平選手がそれぞれ賞金ランキング圏外からGPに滑り込んで来ました。
107期生にとって縁深いG1となりました。来年も楽しみですね。

GPでは新田、新山、佐藤、守澤と北日本からは4名が出場となりますが非常に強力なラインになりました。

また新たな人間ドラマが起こるかも知れませんね!

GP、今年こそだぞ平原!!!

平原選手への激励メッセージ

10年以上に渡り埼玉支部や関東地区を先頭になって引っ張って来てくれた平原選手、今は埼玉はもちろん関東の若手選手がドンドン育って来ています。

この功労者に最高の御褒美を手にしてもらいたいですね。

そして参加選手の中で誰よりもGPという舞台を経験して来た平原選手。
実力はもちろん、その経験値を武器に今年こそ
GP制覇してくれると信じています!

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