54話 宿口陽一『人気者になる極意!』

※【西武園競輪開設70周年記念の開催は中止となりました。
今回のブログ内容に関しましては、中止決定前の制作であったということでご了解くださいませ】

ハイ!
みなさまコンニチハ♡
あたりでございます☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
ウイルスによる大混乱のなか、不元気におすごしですか?
今回はひさしぶりに地元せんしゅのしょ~かいです(((o(*゚▽゚*)o)))♡
「宿六」のやどちゃん!
では、ど~ぞ~!
♬パチパチパチパチ♪…

宿口陽一 宿口 陽一

宿口も、もう36歳なんだな。
それでも、自力も使いながらS級で戦ってんだから大したもんだよ。
オレたちの時代と違って、今の選手は、みんな本当に強いし、そんな中での話だからな。

埼玉も若い衆がどんどん育ってきてるし、これからさらにもうひと勝負ってとこだと思うけど、まあ楽しみにしてるよ。

ところでさ、おめえの競走見てるとオレはアメンボウを思い出しちゃうことがあんだよな。
水の上で前後左右にピョンピョン動くみたいな捌き方することがあるじゃん。
まっ、水面下でボ~っとしてるボウフラみてえなヤツもいるけどさ。

あっ、バカにしてんじゃなくて褒めてんだからな、一応。

ってな訳で、小さい身体、それとアメンボウなみのシャープな動きプラス小さい脳でドカ~ンと一発見せてくれや!

新井剛央

宿口くんとは練習場所も違うので普段の接点はあまりありませんが、たまに自分が平原くんのところに出稽古しにいくときに一緒に練習したりしています。

素晴らしい環境下で練習しているのもあると思いますが、それももちろん、自転車に対しての取り組み方はとても真面目で、今は特別競輪にも出場できるようになりました。
練習の感じやレースを見るともっと上のレースで活躍出来てもおかしくはない実力を持っていると思います、、、
と、いつもの固っくるしい文書はここまでにしといて、面白エピソードを1つ。。。 

選手宿舎でサウナに入ってるいるときの話です。
宿舎では、身体を拭くための各選手用のバスタオル類とともに、サウナの中で足元等、下に敷いたりするための共同で使うタオルが用意されています。

ある時、宿口くんが先輩から、足元に敷いてあるタオルがビショビショだから替えてくれと頼まれたそうです。

脚の回転同様、行動も早い宿口くん、彼はすぐさまタオルを持ってまいりました。

先輩の個人用バスタオルを…

先輩の目が点になったのは言うまでもありません(笑)

宿口くんには、その他、ここには載せられないようなエピソードもたくさんあり、私生活でも大いに楽しませてもらってます(笑)

このあとの西武園記念も宿口くんは出走予定ですが、是非決勝に乗ってもらって平原康多の前で普段の成果を見せてもらいたいと思います。

新型コロナウィルスの影響で無観客開催が続いてます。
来月の16日から始まる西武園記念もどうなるかはまだわかりませんが、自分ら選手は無観客とはいえ、競走を走ることで何かできることがあると思います。
与えられた場でいまできる全力を尽くして行きたいと思います。

白岩大助

デビュー当時からダッシュ力とトップスピードを活かしたレースでS級まで上がりました宿口君。
練習グループのリーダーであり、高校の先輩でもある平原康多選手の元で確実に実力を付けて今やグレード戦線でも勝ち負け出来るところまで来ています。

強気な性格も含め、武器であるダッシュ力を活かした追込み選手への転向を5年くらい前の同じ開催だった時に勧めた事がありましたが「まだまだ自力で強くなりたいんで!」という彼の向上心ある答えが強く印象に残っています。
きっとその時の気持ちが、さらに彼を成長させたのだと思います。

しかし今は彼より若手の自力選手がどんどん育って来ていますので、その後輩たちの後ろを回る機会が増えて来るでしょうから自分に求められる役割として少しずつシフトしていくのではないかと思っています。

レース以外の事で言えば、副支部長の言うように面白いエピソードはいくつかあると思いますが、私の中では一緒に参加した高知記念の出来事が印象深いです。

最終日、宿口君は失格してしまい余程ストレスが溜まっていたのか、空港のレストランで「カツオのタタキ」をこれでもか!と言うくらい注文。
2人の会計が2時間弱で16000円を超えてしまったというのが物凄く記憶に残っています。

ちなみにすぐ隣のテーブルにいた静岡の選手達は3人で5000円くらいでした()
あんなに食べる宿口くんはあれ以来見た事ないですが()

宿口君には今月行われる地元の西武園記念の決勝戦で平原選手との連携を期待しています!

今現在、西武園記念も無観客レースが続くのか、まだわかりませんが、とにかく参加する選手には本場に来られないお客様へテレビなどの画面越しにでも熱い想いが伝わるレースをしてもらいたいと思います。
大好きな競輪場に来られないお客様の為にも、そして無観客レースが続く事によって仕事が奪われている場内で務める予想屋さん、食堂、売店、警備員など関係者の方々の為にも一日も早く日常が戻る事を願います。

ったく、センセェったら「宿六」のやどちゃんのこと、アメンボウだなんて…Σ(-_-)

でも、アメンボウかわいいし、まっいっか(*^ω^*)

というわけで、宿六のうえにアメンボウのやどちゃんこと、宿口陽一選手は、4月16日~19日開催予定の西武園70周年記念に出場予定\( ˆoˆ )/♡♥♡♥

日本全国のみなさま!

やどちゃんを、ぜひ応援してくださいね☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

http://www.gamble-racer.com/53h-shimizu/

54話B面『大変な日々』

あたりのざれごと

今日は4月4日。
A面記事の作成は3月中に終えていました。

もう、あまり冗談も言えないような状況になっているように思えます。
自分のいる日常が、まるで映画のストーリーの中にでも吸い込まれてしまっているかのよう…

とうとう開催中止となる場も出てきてしまいました。
もはや開催云々を言っていられないところまで来てしまっているのかもしれません。

今の私に出来ることは、仕事と生活のため最低限の用事以外は自宅で過ごすこと。
これを、守っていきたいと思います。

バッキャ~ロ~!
じゃあよ~、オレみてえにハナから外暮らしの人間はどうすりゃいいんだ!

と言いてえとこだけど、それはとりあえず置いといて、確かに今は国全体が大変な時だもんな…

最近は、あたりとの打ち合わせも電話がほとんどだけど、口調がかなり変わってきちまったし…

ここまできたらオレもやっぱり、あたりに習って動き回らず大人しくしてることにするよ。

樋口 開土(113期・東京)さて、最後にちょっと、先月このブログでも取り上げた、樋口の三男坊(開土/113期・東京)の話。

あいつ4月1日からの京王閣にS級特進かかってたんだけど、結果から言うと1①❷で失敗。

初日、二日は文句なしのレース内容。

決勝はオレも緊張して見てたけど、打鐘4角一本棒8番手となったところで、こりゃもう厳しいなって感じだったな。
ホームから捲って出たけど伸びず、かつ一発持ってかれ…

けどよ、その後はたまげたぜ!
泳いで終わりかと思ったら、もう一回踏み上げてなんと2着に突っ込んで来ちゃった。
展開的には、完全に終わったレースだったのに、いや、も~実にあっぱれ!!!

勝負には、勝ち方、負け方ってのがあるんだけど、いいとこ無しの展開から最後見事なひっくり返し。
敗れてなお強さを見せつけた立派な負け方。

樋口に張ってやられた客も、あれならみんな納得だろ。
例えパアの展開でも、選手が最後の最後まで頑張る姿を見せてくれると気分はいいもんな。

まっ、とにかくこの一戦で、樋口の信頼度はかなり上がったんじゃねえのかな。

ただ、まだ完全に信頼得たってわけじゃあねえ。
評価を落とさないよう、今後もこのまま頑張って好走続けて欲しいね。

A面マンガにもどる