SR33話B面『家でグウタラ』

ごきげんいかがですか~!
ニューフェイスが加わって今年もさいたま支部は元気いっぱい!あたしも負けずに元気いっぱい!いやなことはすべて忘れてがんばってま~す!

ウソこけ!
現場は相変わらずの無観客が続き、選手や関係者もウイルスの状況に戦々恐々。
疲れ切ってる状態だろ。

タナカのざれごと

最近は

あ~あ…
もう6月まできちゃったか…

いったいこんな毎日がいつまで続くのかね…

家にこもり続けるって生活には、商売柄けっこう慣れてるつもりなんだけど、やっぱりきつく感じちゃうなあ…
同じ状態でも、命じられてでのと、そうでないのとでは気分的には全然違うもんね。

まっ、ウジウジ考えても仕方がないのでもうしばらく家で自堕落的に過ごしましょっと。
最近は映画をよく見るようになったし。

ホームシアターってほどじゃないけど一応サラウンドシステムはあるんで音は結構楽しめてんだ。

ず~っと物知らずのまま

とはいえ、オレ、もともとは映画やドラマってあまり見る方じゃ無かったのよ。

ものすごく関心のひくテーマのものだったりなら別だけど、特にマンガ家になってからはより一層見なくなったかな。

時間がないってのもあったけど、連載とかやってる時ってとにかく頭の中は常に自分の作品のストーリー作りのことばっか。
メシ食ってても風呂入ってても。
じゃないと間に合わないんで。

だから、仮に映画見てたとしてもすぐ頭の方がそっちに切り替わっちゃうから全然楽しめないわけ。
画面見つめながら他のことばっか考えてんだもん。

ところでさ、マンガ家ってのは映画をたくさん見るべきってよく言われたりするじゃん。
でも、一時、逆の考え方を持ってたこともあったんだ。

他人様の作ったストーリーや演出に変に刺激や影響を受けたり、他者の発想を知っちゃうのがイヤでさ。
自分の作った作品が他人様と似たようなストーリーだとか発想だとか言われちゃったらつまんないでしょ。

なもんで、本も小説関係はほぼ読まず。
マンガも特別なものを除いては全然。

でも、それってやっぱりデメリットも大きかったような気がすんだ。

ちょっと大げさかもしれないけど、ある意味情報の遮断でもあるし、世の中の様々な事柄や考え方に触れる機会を減らしてるってことでしょ。
つまり学ぶチャンスの喪失。

自分の世界観、価値観ばかりが膨らんで、物を知らない、狭いって人間になりやすいようにも思えてさ。

確かにその通りで、そういった頃は、世の中の様々な出来事や知識的な事はもちろん、流行りモノ、流行りごとみたいなものすらほとんど知らなかったもん。

競輪選手の名前と点数の変化はよく知ってたけど。

好みの美女を発見しても

でもさ、連載とか持ってた頃は、それでもやっぱ見られなかったね。
DVDを買ったり、映画専門チャンネルに加入してみたりなんてこともあったけど、もし時間があったらやっぱ寝ちゃってたもん。

なもんで、買ったまま、あるいは録画したまま一度も見ずに10年20年経過したなんてものもゴロゴロあって、今、時間見つけてはそういったものも含めて一生懸命見てんの。

本関係は、目が老眼その他でどうにもなんなくなっちゃたんで、残念ながら。

それにしてもさ、世間的には誰でも知っているような有名俳優や女優さんを今頃になって初めて知るっていうのもなんとなく間抜けな話なんだよね。

「おっ、この女優さんスゲ~美人!」

と思ってネットで検索してみたら、今はすっかりご年配…
なんてのも度々だもん。

まっ、こういうのも自分の浦島太郎的エピソードの一つなのかなハッハッハッ

ねえねえセンセェはどの女優さんが好みなの?

たくさんいすぎて!
それにしても外国の女優さんって、若い時はこの世のものとは思えないほど美しい人が多いよね。
けどさ、なぜか歳をとると『魔法使いの悪いおばあさん』的な顔になっちゃうのが不思議。

日本の女優さんだと、あまりそんな風には感じないんだけど…
あの人は別として…

だれ?

ナイショ!

66話 野口裕史『4日間バック奪取で完全V!』

ちょっと時間はたっちゃいましたけど、4月の西武園記念ゆうしょ~は野口裕史せんしゅでした〜〜~♪( ´θ`)ノ☆★♬
それではど~ぞ~
パチパチパチ~
*・゜゚・*:.。..。.:*・’(*゚▽゚*)’・*:.。. .。.:*・゜゚・*

野口裕史 野口裕史

今後に注目

野口の西武園優勝ったってもうはるか昔のことのように思えちまうよ。

その後、ダービーがあって、それももう終了しちまってるくらい時が立っちまったからな…

それでも、そのダービで、たとえ一つでも逃げ切り勝ち決めとければ印象もまた違ってたと思うんだけどさ。

そしたら野口強しのイメージも、勢いの流れも切れねえで、このまま一気に一段高いステージに向かって行けてたかもしれねえし、ちょっと残念だったな。

でもよ、ダービーの四走全てで力強さは十分感じられたし、今後の飛躍は期待大。
まっ、西武園が見事すぎたゆえってとこかな。

がんばれよ!

新井剛央

圧倒されました!

4日間バック線をとっての完全優勝、そして記念初優勝おめでとうございます。

お見事というか、脱帽ですね。

最終日は、現地で見ていたのですが、開いた口が塞がらないって感じでした。
レースを振り返って、連日誰も出させないっていう気持ちがとても伝わるレースでしたね。

2日目の二次予選では、グランプリレーサーの和田健太郎選手から逃げ切ってのワンツー、3日目準決勝でも先行しての逃げ切りのワンツースリー、最終日も打鐘からの逃げ切りでのワンツー、、、

圧倒でした。

決勝のレース後に連携した静岡の岡村君に話を聞いたのですが、後ろに付いていて、いろいろなところで踏み上がっていくので酔っ払ってしまう感じだったそうです。
S級での初優勝が今年だったのも意外でしたが、これからも自分のスタイルを貫いて特別競輪でもっともっと活躍してもらいたいと思います。

白岩大助

素晴らしい!

まずは野口裕史選手、西武園記念競輪優勝、G3初優勝おめでとうございます!

埼玉支部としては平原康多選手(87期・埼玉)を筆頭に埼玉支部の選手の優勝を願っていたので残念ではありますが、野口選手の4日間のあの走りには思わず脱帽です。
本当に素晴らしかったの一言です。

昨今の競輪、特に7車立てになってからは特にダッシュ系の選手の活躍が目立ちます。

競輪の花は「先行選手」と言わた時代からレースの形態も変わり、上位に行けば行くほど先行逃げ切りで勝つのは厳しくなりました。

その中で脇本雄太選手(94期・福井)は長い距離を踏める持久力に高いトップスピードも兼ね備え先行日本一と言われています。
例えて言うなら新幹線のようなタイプ。

今回の野口裕史選手は彼らとはまた違ったタイプで、滝澤正光選手(43期OB/現日本競輪選手養成所所長)のようなタイプでこちらはSL機関車。

派手さはナショナルチームの脇本雄太のようにはありませんが、どこか泥臭く、だけどとても人間味のある選手。

自分だけが勝つのではなく、ライン全員で勝ち上がる。古き良き時代の競輪選手の走りですね。

同じ開催などで話をさせてもらいますが、とても礼儀正しく良い青年です。

適正出身のため自転車歴が短いのでまだまだ伸び代がありそうで楽しみですね。

競輪選手同士の人間関係って

そうそう、野口選手といえばハンマー投げで日本一にも輝いた事のある有名陸上選手。

先日、同じハンマー投げのオリンピック金メダリストの室伏広治さん(現スポーツ庁長官)とは仲が良いのか?尋ねてみると

野口「敵だったので仲良くなかったです。無視してました。」

って言ってたので

白岩「オリンピック金メダリストだし、今やスポーツ庁の長官やっている人だけど、もし繋がりがあったら良かったね。もったいないじゃん。」

と伝えたら

野口「本当ですね。そう思います笑」

なんて言ってました。
競輪選手というのは多くのファンの方もご存知だと思いますが、トレーニングやケアについてたとえライバルであってもお互い情報交換を行ったりする特殊な世界です。

ですが本来、日本一、世界一を目指すアスリートはライバル同士ピリピリしていて仲良く無い事が多いと思うので、改めて競輪界という特殊な世界観、そして奥深さを感じさせられました。

時に仲間であり、敵であり、ラインという特殊な戦い方が生んだ世界観のような気がします。

最後に、改めまして野口選手おめでとうございます!

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