70話B面『キレイな心』

みなさま、おつかれさまでした。
悪夢のようなオ~ガストもすぎ去ってゆきましたね。
でも、ウイルスとの戦いはまだまだこれからもつづきます!

さあ~、竹内まりやさんの『Septenber』でも口ずさみながら、ひきつづき引きこもりましょ~
「♪~セッッッテテェンン、バ~~~♫」

(※これならJASRACのあれ、セーフですよね?)

お~素晴らしい!

竹内まりやさんの歌って、やっぱいいなあ。

オレの場合、緊急事態宣言中ってのを抜きにしても、一人家の中で過ごしてるってのが圧倒的でしょ。

なもんで、音楽かけっぱなしってのが多いんだけど、聴いてるのは30~40年くらい前、ちょうど自分の青春時代の曲ばかり。

なぜだか知んないけど飽きないの。

で、当時のことを思い出したり懐かしんだり。

やっぱ、完璧にジイさんになっちゃったんだね…

とはいえ、家の中に引きこもってばかりの日常には、さすがに飽きて本当いやになっちゃう。

あと、どのくらいこんな生活を続けなきゃいけないのかわからないけど、もうしばらくは歌を聴いたり、映画を見たりしてがんばんないとね。

けいりんは見ないの?

競輪は、昔散々見たんで飽きちゃった!

コラ~!

関のざれごと

笠松将太のある一戦

なにが『せっちん・バー』だよ!
便所のBARって何なんだ?

BARの便所に引きこもるのか?

せっちん?
なに、それ?

知らねえのか?
便所のことだよ

まあいい、それより先月は少々印象深いレースがあったんで、その話をするわ。

ちょうど1ヶ月前か。

地元、笠松将太が乗っかった西武園のS級決勝。

【西武園7RS級決勝】8月12日

①笠松将太(埼玉)100期 逃 ❹
②阿部拓真(宮城)107期 両 ❶
③山口泰生(岐阜)  89期 追 ❼
④小原佑太(青森)115期 逃 ❷
⑤渡邊晴智(静岡)  73期 追 ❻
⑥横関裕樹(岐阜)  99期 逃 ❸
⑦寺沼拓摩(東京)115期 逃 ❺ HB

(結果)②-④-⑥/差し-捲り

オレ、このレースは将太のS級初V絶好のチャンスだと思ったんだ。
本命は小原だったけど、将太は地元バンク、加えて寺沼っつうしっかりとした目標付き。

で、競走が始まったら願ったり叶ったりのいい展開。

寺沼が赤板過ぎに前段押さえ打鐘2Cから一気に加速、最終HSを一本棒で通過。

「オ~シ!!!」
「あとはケツからの捲りに合わせて発進するだけ!」

優勝の期待がかなり膨らんだところで、さあ来たよ、小原の2角捲りが。

「オ~シ!あわてんな~!」

「引きつけられるだけ引きつけて、あとは番手捲りな~~!」

最終BSからは小原と将太の力勝負と思ってワクワクして見てたよ。

え〜っ⁉︎

ところが…
ところが、なんと将太は縦には踏まず横へ…

律儀なことにマークの仕事しに行っちまってさ…

そりゃ先行を守るのは後ろまわる方の義務ってのはわかるよ。
そうでなくても、気持ちよ~く行ってもらえてたんだから。

けどよ、繰り返しになるけど、将太にとってはホームバンクかつ初Vのチャンス。

番手捲りでも問題ねえだろう!

寺沼だって、将太が取ってくれるならくらいの気持ちはあったろうし…

レースの方は結局、小原が将太のブロック物ともせずキレイに捲り切って東北ワンツー。

難しい判断

将太って男は、本当に真面目で正直なんだなって改めて思ったね。
もちろん、悪い意味でじゃなく良い意味でだぜ。

将太がそういう男だから、寺沼だって気持ちよく駆けてくれたんだろうし。

もちろん、逆だってあるよな。
寺沼が人間として、選手として、本当にいいヤツなんで、将太も援護に行かずにはいられなかったって風にさ…

少なくとも、薄汚ねえ根性のヤツのために必要以上にがんばるなんてヤツはいるわけねえ。

そう考えると、心のキレイな人間同士の連係だったがゆえ共倒れに終わったって解釈でもいいのかもしれんが…

って風にも思うのよ。
冗談抜きに。

チャンスは、これからまたいくらでもあるし…

けどよ、反面こういう思いももたげてくんだ。

「アッホ~!」
「取れるチャンスのある時になり振り構わず行かねえで何やってんだ!」

「お人好しは結局お人好しのまんまだぞ!」
「駆けた方だって犬死じゃねえか!」

これも正直なところでな。

取れるときに取っとかねえと永久に縁がなくなるっつうパターンも確かにあるし…
あと、とりあえず1回取っておくとそのあとの流れが変わってくるってのもあんだよな…

オレだったら?

オレは将太と違って純粋なマーク屋だから、張りに行くか飛びつく選択しかねえんだけど、もし踏んでく脚が十分残ってて、しかも地元バンクってことなら躊躇なく番手捲り行くな…

駆けてくれた方には、あとでの恩返し忘れなきゃいいだけのこってさ…

じつはあたしもショ~タくんのユウショ~、すっごく期待してたの…
でもさ、自分のことより、まず仲間を大切にってところはステキよね

でも、オレが寺沼だったら、
「かまわず行ってくれ~!」
の方かな…

ただ、おのれにとって大きな意味のあるレースでも、こういう走りを見せる将太は先行屋からの信頼もさらに厚くなるよな。
その分、チャンスは増えていくとは思うけどよ

あっ、でも今のアイツの本業はあくまでも先行だから、将来に向けての貯金ってとこか
ハッハッハッ

ちゃんと貯金もできる男性っていいわあ~!
ギャンブルとかで散財しちゃう男の人って最悪だもんね!

口先だけ調子いいことささやいて、客に散財させることしか考えてねえお前がよく言うな…

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69話B面『あっぱれ!オリンピック出場組』

8月は猛暑から一転。
連日の大雨がつづきました。
各地で被害もでているようで大変しんぱいです。

被害にあわれた方々にお見舞い申しあげます。

あたりのざれごと

も〜、大コ〜フン!

さて、ことしの夏も、あっというまに後半戦とつにゅ~ですね。
(^ー^)
みなさま、夏やすみはいかがでしたか?

【8月15日/第64回いわき平オールスター決勝】終3角、打鐘先行②脇本とマーク④古性。①新田が懸命に捲り上げる

あたしは、オリンピックのじてんしゃキョ~ギと、いわき平のオールスターけ~りん感染…

じゃなくってっっ!

観戦で、すっかりアツくなってました
♪(*^^)o∀*∀o(^^*)♪

大変なことがつづく毎日のなか、大きなプレゼントをいただけたような気分です
(><)

関のざれごと

あっぱれオリンピック3人組!

いや~、オリンピック出場組のオールスターでの活躍ぶりにはまいった!

脱帽!

オリンピックから中0日ってことで、さすがに難しいだろうと思ってたのよ。
実のところは。

そりゃも~心身ともにクタクタだったろうからさ。
オリンピックのために何年もがんばってきたわけだし全神経集中させて戦ってただろうからな。

普通に考えりゃ、オールスターは欠場だってやむなし。
仮に参加でも開催中、1回でも頭が取れりゃそれでも十分以上に責任果たしたことになるくらいに思ってたのよ。
にも関わらず3人とも見事な活躍を見せてくれた。

まず男子出場組の新田祐大(90期・福島)と脇本雄太(94期・福井)。
2人とも見事な戦いぶりで勝ち抜き、揃って優出。

決勝も、脇本がこれまた見事な打鐘カマシで2着。
新田も渾身の捲りで精一杯がんばった。

女子出場組の小林優香(106期・福岡)は、一発勝負のレースだったけど、優勝した児玉碧衣とともに11秒3という好上がりタイムの2着。

この3人の今回の奮闘ぶり、競輪界への功績はでかいと思うぜ。

女子自転車競技に光がさした!

ところで、オリンピックじゃ女子自転車競技で、梶原悠未って埼玉出身のねえちゃんが銀メダルを取ったよな。

こっちはこっちで、日本で自転車競技やってる女どもにも、とてつもなく大きな影響を与える大偉業だろう。

「あたいたちにもやれる!」

っていう勇気と自信が間違いなく生まれたろうしよ。

競技人口が増えて、ガールズケイリンにも能力のある若手がどんどん入ってきてくれたら、もう万々歳だな!

ちょっとセンセェ!
「女ども」なんて言いかた女性べっ視になるよ

は~ん?
うっせえな~!
ブタみてえにブ~スカ、ブ~スカ…

ブ、ブタ~~~⁉︎

なんだよ、サルみてえにキ~キ~、キ~キ~…

ハゲ!
短足!
ジジイ!

リゾート暮らし

ウイルス陽性者数激増中により引きこもりが続く毎日…

不自由がこれだけ続くとさすがに疲れてくるんだけど、それでもオレはやっぱ恵まれてるのかな。
環境に。

オレん家の隣というか前というか裏というか…
とにかく目の前に世界的アミューズメントパークの『西武園ゆうえんち』がド〜ンとあんの!

数分歩けば、そこには美しい森に囲まれた日本有数の湖『多摩湖』!

近所にはさらにメジャーリーグより豪華絢爛な野球場…
おまけに勝者には最高の居心地、敗者にはとことん地獄の競輪場まであんだかんね。

無理やりだけど、リゾート地に滞在してるって思い込むもことも可能でしょ。
地元の人は

「どこが!」

って笑うかもしんないけどさ(笑)

多少複雑な気持ちも

でさ、今ってちょうど世間様の夏休み期間じゃん。
ここの遊園地にはプールもあるので、朝早くから結構人々が訪れて来るんだ。
日中はイベントやら何やらでの楽しそうな歓声や音が聞こえてくるし、夜は夜で毎日花火が

ズド~ン!
バコ~ン!

雨が降ろうが槍が降ろうが…
(毎日5~6分だけどね)

【世界的リゾート地・西武園&多摩湖】

おかげで寂しくねえのよ。
家籠りが延々続く日常でも。

もしさ、どこも全部閉まっちゃってて人の気配も無くなり、家の中も外もシ~ンと静まり返ってたら、おそらく鬱になってたかも。

だから、とっても感謝してるのよ。
たくさんの人が行楽に訪れてくれる、この環境に。

「今も外出は控えるって時でしょ」

云々とはまた別の話だからね、これは。
オレ個人にとってはありがたいって話。
代わりに年寄りのオレが精一杯、外出控えるからさ(笑)

たださ、それでもちょっと気になるのは7月の終わりか8月の初旬頃からかな、救急車のサイレンがかなり聞こえるようになったこと。
最近は少し落ち着いてきたみたいだけど、こんな頻度で耳にした記憶はあまりないんだよね。

それは、たしかに気になりますね…

けいりん場は、また無観客という対応をとってますけど、ホントにむずかしいです(-_-;)

まっ、それでもバクチの客ってのは辛抱強いからなんとかなるだろ

あたしはね、お客さまたちのお身体とかがしんぱいなの!

大丈夫だって!
みんな、何事も自己責任ってことだけは骨身にしみてわかってるから

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