SR48話B面『家庭と仕事、両立してる?』

本日のざれごと

「いつの世も、家庭的な女性は魅力的!」
か…
そりゃあたしだって、おりょ~りや おそ~じ がんばりたい気持ちはあるんですよ。
でも、お休みの日は おせんたくでせ~いっぱい。
日々のつかれも、どんどん たまちゃってんですもん…

大きく変わったね

ハッハッハッ!
オレも、その気持ちはよくわかる。
こっちだって、日々の家事と内職に追われながら細々と、かつ必死で生きてるって身の上だからね。

だから本当に思うんだ。

「キチンとこなせている人ってすごい!」

って…

たださ、気持ち的には若干複雑な部分もあるかな…

オレってそもそも「男は仕事、女は家庭」っつう価値観が一般的だった世代じゃん。
で、そういう価値観に特に疑問も、逆らう気持ちもないまま生きてきちゃってたんだからさ。

だけど、気がつきゃ今はそれに思い切り逆らう形で生きてるわけでしょ。
事情は、どうあれ…(笑)

今まで推奨されていた…
というか、こうあるべきとされていた価値観が正反対になっちゃうのって結構 頭クラクラしちゃうよ…

良い悪いは別として…

新妻への強要?

え~っと、20代後半の頃だったかな?
何度か選手の結婚式に招待されたことがあるんだけど、その時、毎回ほぼ同じ内容でお祝いのスピーチをされる業界関係の方がいらしたのね。

正確には覚えてないけど意味的にはこんな感じ…

「さあ新婦の〇〇さん、選択です!」

「家族、家庭のことを一番に考えてくれる夫との生活」
「仕事第一、時に家庭は顧みず練習に明け暮れる夫との生活」

「残念ながら二つは両立しません」

「家庭を優先する方の夫を望むなら、明るく楽しい日常を送れることでしょう」
「しかし、夫が選手として大成することは難しいかもしれません」

「さあ、あなたはどちらを選択しますか?」

こういう時代に生きてたわけなの、オレはね…

両立が理想なんだろうけどさ…

あっ、でも、今だってまだまだこういった時代の名残を感じるセリフを耳にすることはあるかな。

例えばスポーツ選手の引退セレモニーとかの挨拶でさ…

「わたしがプロ生活を全うできたのも、ただただ仕事に打ち込めるよう支えてくれた妻や子供達のおかげです」
「これからは今までできなかった家族サービスをしていきたいです」

是非を語るつもりは毛頭ないんだけど、代わりのきかない職業や世界に身を置いていたり、特別な目的、事情を持っている人は男女問わず家事や育児をこなしながらってのはやっぱ難しいだろうなとは思うのよ。

もちろん、家事・育児ってのはどんな職業、境遇の人であっても大変だってのはわかるんだけど こういう人たちの場合は特にさ。

例えばメジャーリーガーの大谷翔平選手。

もし、仮に結婚して赤ちゃんが生まれたとして、それが去年や今年のような状況の時だったとしたら、そう簡単には欠場の決断なんてできねえと思うのよ。
欠場する権利や自由はあるにしてもさ。

そりゃ家政婦さんやらベビーシッターやら色々手はあるけど、これは本人ができるか否かって話ね。

あと、こういう問題もあるじゃん。

稼ぎがめちゃくちゃいい人間ならたしかにそういう手はあるよね。
けど、特殊な世界に身を置く人間たちみんながみんな そうとは限らないでしょ。
共働きであったとしても…

となると、もし結婚した場合、それをどうするかってのはやっぱ大きな悩みになっちゃうと思うのよ。

昔の時代のように、女性が(少数だけど男性の場合もあり)自動的に支える側になるっちゅうような図式でもあったら別だけどさ…

そう考えると、新しい価値観の枠の中ではこういった世界の人たちが結婚するのって、一般の人たち以上に大変になるのかもしんないね。

独身のままならそういう問題かかえる必要もないし…

けど、家族を持ちたい、子供が欲しいって思いが湧いてくるのも自然なことだから本当に悩んじゃうね。

伴侶を支える生き方に喜びや幸せを得られるって人に運良く巡りあえればいいけど、そう都合良くいくもんでもないしさ…

まっ、こういった点では『子連れ狼』や『浪曲子守唄』のお方々は大変立派だったってことなのかも(笑)

さらなる進化を遂げるのか?

というわけで、さて今の競輪選手たちの結婚事情なんだけど、いったいどんな感じなんだろう?

もちろん、昔はえらく早婚の人が多かったって印象だよ。
「男は仕事」「女は家庭」って価値観の時代だったし、若くして高収入得られる職業だったからね。

でも、今はそういう時代で無くなってきてるし、肝心の稼ぎの面でも当時に比べるとあまり恵まれたものでもなさそうでしょ…

となると世間同様、晩婚化傾向にあるんだろうか…?

あっ、でも今の選手たちは競走の面でも何でも我々ジイさんには想像も及ばないほどの進化を遂げてるからなあ…
選手同士のカップルも結構いらっしゃるみたいだし…

家事、育児も積極的にこなしながらがんばってるのかもね?

そっか…
むかしの選手たちってそんなに結婚早かったんだ…

あくまでも印象だよ
そもそも賞金のレベルが今と全然違ってた気がするもん

今のA1の稼ぎって、昔のB2くらいのようなイメージだし…

あと女の人はクリスマスケーキに例えられるような時代でもあったじゃん

クリスマスケーキ?
あ~、女性は24歳までっていうアレか

一般社会でも、男は20代後半から30代前半
女性は24歳くらいまでに結婚しないとやばいみたいな雰囲気がフツ〜にあったもんね

今じゃ考えられないね

まっ、今の人は男女ともに30代でも40代でも若々しいし そうあせる必要もないんだろうけどさ

あせる以前の問題でもあるんだけどね…(笑)

一番の幸せは…

さてと、そろそろ締めるけど最後にオレの心になぜかずっと残ってる言葉を一つ紹介させて。

田無の居酒屋『だるまさん』のご主人で、59期OB・横山明男さんがかなり前、まだ現役の頃だったかな?
オレに何気なく語ってたセリフね。

「競輪選手をやってていろんなことがあったけど、やっぱり家族と一緒にいる時間が一番幸せで楽しい」

素敵なセリフでしょ!

横山さん、今は家族でお店をやられてるんだけど、いつも本当に仲良く楽しそうにお仕事されてんだよね。

そういう人柄だから、横山さんって年配のOBさん達だけでなく、同期や後輩達からの信頼も厚く本当に慕われてんの。
オレだって、すごく尊敬してるし憧れてるもん。
年下の人ではあるんだけどさ。

いいなあ~
あたしも、こ~ゆ~人となら今すぐにでも結婚したい!!!

細かい条件はなし?

かて~的で、りょ~りや かけ~のやりくりがじょ~ずで、若くて かわい~系で、実家の両親や兄弟、親戚ともうまくやれて け~ざい的に自立もしてて ひかえめで、一歩さがって女性を立ててくれつつ いざって時にはリードもしてくれるような男性であれば特にぜ~たくはないな…

お~、何かのアプリの中になら一杯いそ〜だね
ハハハ

はい、とゆ〜わけで今回はおしまいです!
せっかくだから西野カナさんのヒット曲『トリセツ』でも歌いながらのおわかれにしようかな…
でわ!

「これからも ど~ぞよろしくね~♫」
「こんなわたしだけどわらってゆるしてね~~♪」

ふ~ん、なんか不思議…
この曲聴いてると、女心って30年前のヒット曲『部屋とワイシャツと私』の時代と根っこの部分では あまり変わってないようにも思えちゃう…(笑)

だとすると、男の心根も40年以上前のヒット曲『関白宣言』と大して変わってなかったりして…?

84話B面『③~⑥4連発!もう1回』

さて、みなさま、本日10日は『目の愛護デー』でもあるんですって。
目の酷使はさけられなくなっている日常ですが、しっかりケアにつとめたいものですね。

「目の愛護デー」か…
じゃ、今回はお目々絡みで出目にまつわるエピソードでも行こうかな…

大昔に 立川で遭遇した『③–⑥4連発事件?』の話なんてどう?

アレ⁉︎
それって前に1回話したことあるよ

そうだっけ?
老人だから すぐ忘れちゃうんだよな

でも、まっ、いっか!
センセェの話をおぼえてる人なんかいないだろうし…
あたしももう忘れちゃった…

はい、というわけで、今回はもう一回立川の話ね!

ただ、今も言ったように、いつ どんな内容でしゃべったかって全く覚えてないんで、もし前回語った内容と違ってたとしてもご容赦ね

35年ほど前の珍事

ほい、それでは早速!

あれは、たしか昭和61年か62年だったかな。

マンガ家になれる前で懐も常にピイピイしてた25~26歳頃の話ね。

とある日の立川で、4レース続けて③–⑥の車券で決まるっちゅう珍事があったのよ。

時期だったり何日目の何レースからみたいなことは忘れちゃったけど、たしか普通開催(A級・B級戦)だったとは思う。

ちなみに当時は、メインは2枠単の時代で2車単も無かった頃ね。

③~⑥1発目は普通に外し…

さて、1発目の③~⑥はオレが現場に到着して間もないレースから始まったんだったかな…
で、それは普通に予想し、普通に買って、普通に外し。

さあ問題はここから。

次のレースも普通に予想始めたんだけど、ひょっとしたら③~⑥も買い目としては有りのレースだったかもしんないのね。
ツラ目で決まるっていうのはよくある事だしちょい悩んだんだけど、1発目のレースを外し、そもそも資金力も乏しい身でしょ。

というわけで蹴とばしに決定。

だけど、来たのはなんと③–⑥!

「く~っ…ツラ目で決まっちゃったか~」

当時はお客がゴッソリいた時代、「ツラで取った~!」なんて喜んでるオヤジの姿もチラホラ目に入って、も~悔しいやら妬ましいやら…

「オ~シ、次のレースこそ…!」

と気合いをさらに入れ直したオレなんだけど、ここでもまた悩んじゃってさ。
記憶がかなり薄れちゃってんだけど、これも③–⑥が穴目として狙えるレースだったかもしんないのよ…

「う~ん、ツラ目ってのはよくあるけど3連発なんて聞いたことねえからなぁ…」

ちなみに、車券当てた人が次のレースも予想と関係なく当てた目をご祝儀買いするってパターンはけっこうあるじゃん。
ゆえに、そういう人は3発目のレースなんて、もうさらに無条件で買えちゃってたと思うのよ。

だけどオレは連発で外してる身でしょ…

もちろん、そういう時って「じゃ、オレも!」って他人の幸運に乗っかるって手もあるよね。
そういう会話もけっこう聞こえてきたし…

オレってそもそも出目とかはあまり考えないタイプなんだけど、その時は心がけっこう揺れちゃってさ。

なんか不思議な空気が漂い始めてたような気もしたし…

「でもな~、だからって買って今度は来なかったじゃ余計バカだしなぁ…」
「そもそも3発続く確率なんて…」

で、締め切り間際まで悩んだあげく最終的には蹴とばす方を決断…
で、おのれの車券の的中以上に祈ったのがこれ…

「頼むから③–⑥だけは来ないでくれよ…!」

また③–⑥!

いやも〜、本当に信じられない気分だったね…

「二度ある事は三度ある」って言葉もあるけど、3発目も③–⑥で決まった瞬間のあの場内…
それはそれは凄まじかったもん。
オレも呆然としちゃったし…

そりゃ女の子に振られるって類のことならそうでしょうよ。
でもさ、車券でだぜ。

だけど時としてあり得ないことが起こるのも人生なんだろうね…

大歓声の中、4度目の③–⑥!

さあ、お次はいよいよクライマックスとなる4発目!

このレースが始まる前、場内の不思議な…
というか異様な空気は前のレースの時以上になってて、③–⑥を買うか否かでさらに盛り上がっちゃってんの…

ただ、このレースは普通に考えたらそれで決まる可能性は低かったとは思うんだ。
かなりの高配当だったように記憶してるし…

でも、本当に異様な雰囲気になってたからさ…

たぶん控え室にいる選手だって状況はわかってるわけだから、普段のレースと違う感覚にはなってたと思うんだよね。

「う~ん、どうすりゃいいんだろうなぁ…」
「ここまでくると乗っかってみたくなるけど、こういうパターンで切り替えるのも…」

買ったら、きっと来ないだろうなと思える反面、買わなければ来そうな気がするという非常に厄介な精神状態になって本当困ったよ。

懐に余裕さえありゃなって心の底から思ったね。

でも資金は枯渇寸前。
しぶしぶ買うのはあきらめ…

懐に余裕のある人やツラ目で取れてる人たちが喜び勇んで買ってる姿を横目にさ…

なわけだから4発目が決まった時、おのれの人生に絶望したな…

負け犬の遠吠え

それにしてもあの日ツラ目買いやってた人たち、あの後どうなったんだろ?

もちろん、あの瞬間瞬間はいい思いができただろうけどまだレースはいくつか残ってたからね。

きっと最終レース…
数日後までにはキレイに無くしちゃっただろうな…
って風にオレは思いたいけどさ(笑)

ど~して最後にそ~ゆ~ことゆ~かな~…
その人たちは運を持ってるからきっと大金持ちになったと思うよ(笑)

ハッハッハッ
だけど あの日立川に来てた人って今はどこでどうしているのかな?
ほとんどが70代から80代になってるんだろうけど…

出場選手もきっとみなさんOBだよね
もしどこかで出会えたら楽しいだろうな

ただ、ネットで買える今と違って、あの事件に遭遇できたのは現場と場外、ノミ屋利用してた人だけだから生存者(?)はかなり少ないとは思うけど(笑)

センセェ自体がよく生き残ってるじゃん(笑)

だね!

というわけで今回はおしまいです。
みなさま、お目々と出目は大切にね♡♥

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