98話 渡邉政幸『食について考える…』

みなさま、ノ~ベンバ~の今宵 いかがおすごしですか?
あたくしは、渡邉せんしゅをおさそいして、インボイスと~ろく業~者『注~文の少ない料理店』で超~ゴージャスなディナーをいただいてまいりました…
と~ろく番号つきの領~収書を、ちゃんともらっときました。
でも次は免税〜事業者のオッチャン、オバちゃんのお店で食べたいと思いました…

渡邉政幸

渡邉政幸

西武園OB 関優勝(37期)

客を泣かせろ

「はあ~、やれやれ…」

またまた、埼玉の誇る『食わず嫌い』『拒食症』の登場か…

オレも晩年は苦しんだよ…

食いたくっても食えないんだもん…

けどよ、渡邉ってのは元々器用な選手で立ち回りは上手いんだよな。
前のガードをキッチリこなす責任感も高いし…

昔、埼玉の支部長やってたト〜ヘンボクのヤスオ(関靖夫/70期・OB)が「センスがうらやましい…」的なこと言ってたこともあったしよ…

もっともセンスや器用さのカケラもなかったスットコドッコイに言われたってなんの説得力も無いんだけどさ(笑)

まだ40歳、ケガもあったけど これからまた客を泣かせる競走を増やしていってもらいてえな!

たしかに いいよねえ~!
感動のなみだって!

アホ!
悔し涙を流させるほう!
オレも無印の時は、その気持だけで闘志燃やしてたからな…

たしかにセンセェがもし1着とったら、お客さまは泣いちゃうもんね(笑)

けど、不思議なもんで それを続けると客ってやつらは今度は感動するようになんだよな(笑)

新井剛央

泣かせる人柄

渡邉君は、僕個人の印象ですが、とても面倒見もよくてやることはしっかりとやってくれるという、とてもいい印象です。

埼玉県でイベントがある時も、率先して手伝ってくれてますし、自分の都合もある中でとても助かっています。

そこら辺がレースにも表れているのか、追い込みの選手として、自分の着ってよりも、前の自力選手が頑張ってくれれば、例え自分の着が悪くなろうともしっかりと援護をしてくれる選手ですね。

義理人情に熱い選手だと思うので、コアな競輪ファンの方々、是非彼のレースを見て応援してあげてください。

白岩大助

アニキ!たのんまっせ

渡邉選手をまず一言で皆さんに伝えるとしたらまさに『義理人情』!

副支部長の言うようにレースでは時に自分の勝ち負けよりもラインのために走る熱い漢です。

平原康多選手とは高校の自転車部からの同級生で今でこそ練習は一緒にすることは少ないようですが、度々『政幸会』と称する熱い語らいをする飲みの場を開いているとのこと。

最近成績の方は怪我で低迷していますがS級も経験している選手なので、しっかり身体を整えて必ず飛躍してくれることを信じてます!

ちなみに埼玉支部には『アニキ』と呼ばれる選手が何名かいますが、渡邉選手は風格的にまさに『Top of アニキ』だと僕は思います笑

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97話 井上雄三『カゼに打ち勝て!』

もはや真夏と真冬しかなくなったような わがニッポン。
となると台風のシーズンって何月くらいまでになるのかしら…?

井上雄三

井上雄三

カゼねえ…
まずはじめに言っておきてえんだけど
選手ってのは一般人ほどにはカゼにかからねえ

まあ、そりゃそ~でしょ~
からだのきたえ方もちがうし体調~の管理とか、そ~ゆ~のだってさあ…

なあ、あたり
おまえ競輪に関わって、もう何年なんだ?

競輪の客なら もう100パー、瞬間的にこの言葉を頭に浮かべてるぞ
「バカはカゼひかねえ!」

はいはい!
たしかにセンセェは、生まれてこのかた1度もカゼひいたことのない人だもんね(笑)

西武園OB 関優勝(37期)

きれいな走り

さて、今回は井上か…
あ~面倒くせえ!

井上は、う~ん そうだなあ…
兄貴同様(井上善裕/75期・埼玉)競輪選手らしい競輪選手って感じかな…

目標と展開恵まれりゃ舌なめずりして突っ込んでくるし、その逆だと番組と他の選手と運のせいにして酒飲んでくだを巻く…

たしか、こういうヤツだよな?

あの~、お言葉ですけど それって全ての選手にあてはまることでしょ…
たとえば白岩さんや新井さんなんてオレ以上に…

え~っ!?
あたし、ダ~リン♡♥がくだまいてるとこみたことないよ~!
支部長~のほ~は毎日だけどさ(笑)

ハッハッハッ
まっ、見た目の印象は本当にオーソドックスタイプ、荒っぽさはなくフォームも競走ぶりもきれい。

兄貴の方はハンドル高めで乗車姿勢も若干高くなるぶん集団の中でもわかりやすいけど、弟は瞬間的にすぐわかるって風ではないかな。
あくまでも客席側からの話だけどさ…

でさ、そういうオーソドックスタイプで若い選手にならオレはこう言うんだ。

「特に目立つことないフォームでも客が一発で走る姿を思い浮かべられるようになったら一流」

で、ベテランなら こうかな。

「オーソドックスで永くやってきたってのは世渡りの上手い証。
同時に、いかにコツコツと、キチンとやってきたかってことでもあるから長持ちは当然、手本となるべき存在だぞ」

って…

う~ん
でも井上さんって40だし、まだそこまでのおトシってかんじでもないんじゃない…

言われてみりゃ、たしかにそうだな
40なんてハナたれみてえなもんか…

「お~い、井上!」
「おまえ、もっともっと目立つ競走しねえと誰が走ってんのかわかんなくなっちゃうぞ!」
「兄貴は着外でもすぐわかっけど」(笑)

新井剛央

まだまだガツガツいこうぜ!

井上雄三選手は、ご存知の方も多いと思いますが、父三次さん(28期・引退)、兄善裕さん(75期)をもついわゆる競輪一家です。

高校時代には、ジュニアアジア選手権での優勝やジュニアオリンピックでの優勝とエリートですね。

性格がとても優しいのでそのままレースの方にも出ている感じはありますが、持って生まれた素質は、とても素晴らしいものがあるので、これからも活躍が期待できる選手です。

余談ですが、双子のパパさんなので将来は、子供達も競輪選手になって走るのも見れるかもしれないですね。

白岩大助

G1出場の恩人

井上雄三選手は副支部長の言うように輝かしいアマチュアキャリアを持って輪界入りしました。

そして副支部長と同様、お父さんが競輪選手の2世選手であり、兄弟も競輪選手です。
ちなみに長男の善裕選手と雄三選手の間の次男の方も自転車競技をされていたくらいの正に自転車一家です。

お父さんの三次さんはメキシコシティーオリンピックに出場した名選手、全てはそこからの血筋ではないでしょうか!

そして私にとって雄三選手のエピソードとして欠かせないのがこれです。

私が2004年にG1寛仁親王牌へ出場出来たのは関東地区プロ競技大会で4kmチームパーシュートという種目で優勝する事ができたからなのですが、雄三選手の力がなければ結果は変わっていたと思うので感謝しています。

性格がとても温厚なので厳しい走りはあまり見ることはありませんが、チャンスが来たらしっかり勝ち切り、各レースで自分の役割をしっかり果たす堅実な選手だと思います。

もともとS級を走っていましたし、もっとガッツけば戻れるだけのポテンシャルはあると思います!

 

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