58話 武藤龍生『真に受けちゃダメよ♡♥♡』

みなさまコンニチハ~~*・゜゚・*:.。..。.:*・’(*゚▽゚*)’・*:.。. .。.:*・゜゚・*
♪~ちゃんと【Go To ステイホームういずコロナ】してますか~?
あたしは、お仕事の日以外はおうちにこもってオンラインでいろんなとこへの旅行と買いものしてます(><)
おりこうさんでしょ(╹◡╹)♡
今回ご登場の武藤龍生せんしゅも、とってもおりこうさんなんですよ~~♡♥♡♥

武藤龍生 武藤龍生

親父は現役、息子はS1。
脳みその成分まではわからんが、顔はほとんど一緒の武藤親子。
本当に幸せだよな。

さて、オレにとってのこの親子、親父は若い頃、オレにちっとも貢献しなかったけど、息子の方はそこそこ貢献してくれてるかな。
親父はオレの足場として、せがれは車券の方でって意味だけどさヘッヘッヘッ…

あっ、と言っても別に息子絡みの車券で度々儲けさせてもらってるって訳じゃねえんだ。

息子のレース、目標がしっかりしている時はもちろん買うよ。
でも、オレの中では、別線狙いの時でも押さえに必ず絡めとくって存在までにはまだなってねえからさ。
余所から買ってる時に、余計なとこから突っ込んで来て邪魔されるってイメージもまだ少ねえし…
だから、外して買っても安心。
買う点数も減らせるだろ。
ゆえに貢献してもらってるってことハッハッハッ!

息子への期待

ところでさ、これは本人もよくわかってると思うけど、マーク屋ってのは本当に地味な商売だからな。
どっからでも来ちゃうってイメージ持たれるくらいにならねえと、勝った時は常に前のおかげ。
どんなメンバー、どんな展開でもゴールん時は頻繁に絡んでくるって存在になってようやく一流って認めてもらえるんだ…

つまり、別線から買ってる時のオレの車券をちょいちょい邪魔してくるようになったら息子も真の大選手って訳だ。

さあ、親子でオレにとって迷惑な存在になるかどうか?

息子の今後の頑張りしだいだなフッヘッヘッ…

あっ、でもよ、もしそういう存在になった場合、今度は逆にどんなメンバーの時でも武藤を絡ませて買わにゃならんようになるな…

おい、息子!
頼むから「買うと来ない」って選手にだけはなってくれるなよ!

ちなみに親父は、オレが目標にすると「来ない」じゃなく、「行けなかった」…でもなく、「行かなかった」っつう最悪の人間だったからさグッハッハッ!

白岩大助

皆様ご存知の通りお父さんは武藤嘉伸選手(59)、叔父にあたるのが武藤篤弘選手(95)、そして今回の主役である武藤龍生選手(98)3人が武藤グループです。

お父さんの嘉伸選手には私はデビューした頃から大変可愛がってもらっていて、家族愛がとても強い武藤家の写真を龍生が小学生くらいの頃から見せてもらってました。

Tシャツやクオカードセットを贈らせてもらって幼ながらに喜んでいる龍生の写真を見せてもらって可愛らしい子だった印象があります。

マーク屋への覚悟

選手になってから落車や失格などでS級に上がるまで本人が思っていたよりも少し時間が掛かったと思いますが、今ではすっかりS級に定着して1班になりグレードレースにも常連になるようになってきました。

ここ2年くらいの彼の飛躍には目を見張るものがあります。
私が個人的にターニングポイントになったと思った開催がありました。

それは彼が初めて他のラインに「ジカ競り」を挑んだ伊東温泉競輪。

番組を見て相談された事を覚えています。私自身「ジカ競り」に行くタイプではないのですが、彼のお父さんは番手選手としてS級で活躍し今尚、目標がいない時には「ジカ競り」をする古き良き「番手選手」です。

それを踏まえ、その時「今後、追い込みとしてやっていくなら勉強してくれば?」と一言言いました。

彼は記憶にないかも知れませんが、それからの彼の飛躍において、ある種の覚悟を決めた日のような気がしました。

そして、もう一つ強く残る彼のエピソードがあります。

父への想い

武藤グループは埼玉県の中でも群馬県に近い地域にあり、他の競輪選手があまりいません。練習は基本的に3人でやっています。

しかし彼が結婚して、しばらくして家を建てる話をしていた時に、競輪場の近くや他の練習グループの多い地域に引っ越して来ないのか聞いたことがありました。

その時に「自分は父のやり方でここまで来たので、このやり方で強くなって父の練習を証明したいんです。」と気持ちを語ってくれました。

こんな事聞いたら、きっとお父さん泣いちゃいますよ。僕泣きそうでしたもん

そして父が成し遂げていないS級優勝をし、これからはさらに上のステージできっと活躍してくれると思います。

本人の気持ちと父の想いを背負って。

面白いエピソードもありますが、武藤龍生といえばこのエピソードをどうしても皆さんに伝えたかったので長くなってしまいました。

その他のエピソードについては副支部長お願いしま~す

新井剛央

龍生くんとは住んでる場所も違うので競走以外での接点はほとんどないのですが、支部長も言っている通りいまの位置にいくまでに少し時間はかかったと思いますが、いまや特別競輪の常連になってきていると思います。

そこにはとてつもない努力があったと思います。

自分の中ではそこまでガツガツした印象はないのですが、レースを見ていると一瞬の判断やスピードは目を見張るものがありますので、やはり特別競輪に出る選手だなぁと思っています。

選手として家族として

少し前にお父さんの嘉伸さん競走が一緒で龍生のレースを部屋でみている時にレース自体は無事に終わったのですが、嘉伸さんが「はぁ~、疲れた」と言っていました。

自分も父親と弟が選手なので、嘉伸さんにその気持ちすごくわかりますって話をしたのを覚えています。
自分が走る時より変な緊張するし、ハラハラしちゃうんですよね(^^;)

これも少し前ですが、嘉伸さんと龍生の親子参加で龍生が優勝を果たしたときは羨ましくもあり感動しました。

見習って自分も頑張らないとですね(_;)

今回、ダーリン♡♥から届いたメッセージに、こんな一言がつけくわえられてました( ・∇・)

「支部長からおもしろエピソードと頼まれてましたが、ここに書けるネタがなかった(笑)のでこんな文章になりました。
どうぞよろしくお願いいたします…」

『ここに書けるネタがなかった(笑)』って部分が、みょ~にひっかかるんですよね( ̄^ ̄)ゞ
ロックちゃんも、『面白いエピソードもありますが…』って意味深なこと書いてるし…

ひょっとしてぜったい公にできないヤバいエピソードがあるってこと⁉︎

あ~知りたいなあ~(*≧∀≦*)

言える範囲でいいから、こんどツイッターで発表して!

ハッハッハッ
深読みしすぎ。
龍生くんは今、さらなる上を目指して競輪一直線。
ハメはずしてる暇なんてないからさ…

フッフッフッ
龍生、今頃きっと冷や汗かいてるな。

ねえねえロックちゃん。
あたしにだけでも、こんどナイショで教えてね(^_-)-☆

裏話はこちら

57話 脇本雄太『いや~強かった!』

先月の宮杯、無観客とはいえ久しぶりのビックレースで結構もりあがったよな。
で、親愛なる皆さんの方だけどさ、いくらくらい失った?
「金!」
突然だけど、こういう言い草ぶちまける奴ってよくいるじゃん。
「命より大切な金どうしてくれる!」
仮に一万負けたとして、命より大切ってことは命の方は一万以下の値打ちしかねえってことだよな。
負けたのが百円なら百円以下の値打ちの人間。
だったらさ、人間としての値打ちを高めるためにも皆さんどんどんぶち込むっきゃないでしょ!
今月からは、観客の入場再開する現場も多いって話だしさ!
って事で、まずは競輪業界の宣伝なグヘヘへへ~…!

脇本雄太 脇本雄太

宮杯は脇本の完全V

いや~やっぱり強かった!

実戦がほとんどない中で、あれだけの強さを見せつけられるんだから大したもんだよ。

オリンピックが延期になっちまって本当に残念だったよな。

というわけで今回は、競輪をほとんど知らない一般の人に向けてオリンピック競技のケイリンと公営競技の競輪の違いでも簡単に語ってもらおうか。

オリンピックを目指している選手達と、本業一本でやっている選手達のトレーニング、日常の違いみてえなことでもいいぜ。

いずれにしてもケイリンに比べて競輪はこういうところが面白い…って風にまとめてくれな。

あくまでも競輪の宣伝が目的なんだからさハッハッハッ

新井剛央

高松宮杯競輪は、脇本雄太くんの完全優勝は圧倒的でしたね。まずはおめでとうございます。

何よりも驚いたのが、個人タイムでした。
準決勝の個人上がりが打鐘からホームストレッチで10.3、ホームストレッチからバックストレッチで10.6、バックストレッチからゴールで11.2だったそうです。
決勝も同じような感じでかけていたそうですよ。

宮杯後に平原(康多/87期•埼玉)くんのところで練習したので本人に聞いたのですが、グランプリのときからフレームなども変わっていて常に進化しているからすごいですよって話をしていました。
いまの強さのままオリンピックで世界とどれくらい戦えるのかほんとに楽しみだったのですが、延期になりとても残念に思っています。
ですが一年後、さらに進化をして表彰台の1番高いところに登ってもらうのを期待しています。

●競輪とケイリン

オリンピック競技の『ケイリン』ですが、日本の競輪と圧倒的に違うのは『ライン』がないことですね。それと横の動きで相手の選手を妨害する行為も禁止されているためによりスピードが重視される競技です。
日本の競輪も選手の力のレベルアップやルール改正でどんどんスピード競輪になってきていますが、公営競技で唯一、人力で走り、人と人とがラインとして協力し合い、時には人と人とがぶつかり合うなど、そんな展開を予想するのが『競輪』の面白いところではないでしょうか?

7月から9月にかけてSA級ともに7車の競輪となりますが、競輪界の新たな試みとしてお客様には楽しんでいただきたいですね。

白岩大助

副支部長が素晴らしい説明をしてくれたので、僕の方からは少しばかり補足させてもらいます。

オリンピックを目指している選手と競輪一本でやってる選手のトレーニングや日常についてです。

オリンピックを目指している選手達は伊豆にある国際基準の自転車競技場「伊豆ベロドローム」の周辺に住んでいてナショナルチームのコーチが作るトレーニング計画によって毎日のトレーニングから食事も含め徹底的に管理された環境下で生活しています。

一方、僕たち競輪一本でやってる選手達は個人的にトレーナーを付けてトレーニングしている選手もいますが、ほとんどが個々がそれぞれトレーニング方法を考え自己管理の中で生活しています。

そして「ケイリン」と比較した「競輪」の魅力というのはなんと言っても、やっぱり「ラインという形の中で人と人とがお互いを想いながら自分の役割を果たして勝ちを目指す。」という部分だと思います。

脇本選手さすがでした。

オリンピックの延期がホントにくやしいです。

わたしは競輪選手がオリンピックで活躍して、一般の多くのみなさまからも☆ちゅーもく★される存在になってくれるのが夢なのです。

~ゆ~ふ~になるとですね~、メジャーなジャンルの職業についてる♫はなやかな♪じょせ~っつう~~身分になれちゃうわけですよ☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
あたしも!!!

いまはまだ、じょせ~がケ~リンかんけ~の仕事についていても、

「ふ〜ん………ʕ••ʔ」

ってくらいで、あんまり反応はない気がするの…

「え~~~!すご~~い!うらやまし~*・゜゚・*:.。..。.:*・’(*゚▽゚*)’・*:.。. .。.:*・゜゚・*」

ってゆわれるよ~な日が一日も早くくることをねがってやみませんハイ*\(^o^)/*

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