66話 野口裕史『4日間バック奪取で完全V!』

ちょっと時間はたっちゃいましたけど、4月の西武園記念ゆうしょ~は野口裕史せんしゅでした〜〜~♪( ´θ`)ノ☆★♬
それではど~ぞ~
パチパチパチ~
*・゜゚・*:.。..。.:*・’(*゚▽゚*)’・*:.。. .。.:*・゜゚・*

野口裕史 野口裕史

今後に注目

野口の西武園優勝ったってもうはるか昔のことのように思えちまうよ。

その後、ダービーがあって、それももう終了しちまってるくらい時が立っちまったからな…

それでも、そのダービで、たとえ一つでも逃げ切り勝ち決めとければ印象もまた違ってたと思うんだけどさ。

そしたら野口強しのイメージも、勢いの流れも切れねえで、このまま一気に一段高いステージに向かって行けてたかもしれねえし、ちょっと残念だったな。

でもよ、ダービーの四走全てで力強さは十分感じられたし、今後の飛躍は期待大。
まっ、西武園が見事すぎたゆえってとこかな。

がんばれよ!

新井剛央

圧倒されました!

4日間バック線をとっての完全優勝、そして記念初優勝おめでとうございます。

お見事というか、脱帽ですね。

最終日は、現地で見ていたのですが、開いた口が塞がらないって感じでした。
レースを振り返って、連日誰も出させないっていう気持ちがとても伝わるレースでしたね。

2日目の二次予選では、グランプリレーサーの和田健太郎選手から逃げ切ってのワンツー、3日目準決勝でも先行しての逃げ切りのワンツースリー、最終日も打鐘からの逃げ切りでのワンツー、、、

圧倒でした。

決勝のレース後に連携した静岡の岡村君に話を聞いたのですが、後ろに付いていて、いろいろなところで踏み上がっていくので酔っ払ってしまう感じだったそうです。
S級での初優勝が今年だったのも意外でしたが、これからも自分のスタイルを貫いて特別競輪でもっともっと活躍してもらいたいと思います。

白岩大助

素晴らしい!

まずは野口裕史選手、西武園記念競輪優勝、G3初優勝おめでとうございます!

埼玉支部としては平原康多選手(87期・埼玉)を筆頭に埼玉支部の選手の優勝を願っていたので残念ではありますが、野口選手の4日間のあの走りには思わず脱帽です。
本当に素晴らしかったの一言です。

昨今の競輪、特に7車立てになってからは特にダッシュ系の選手の活躍が目立ちます。

競輪の花は「先行選手」と言わた時代からレースの形態も変わり、上位に行けば行くほど先行逃げ切りで勝つのは厳しくなりました。

その中で脇本雄太選手(94期・福井)は長い距離を踏める持久力に高いトップスピードも兼ね備え先行日本一と言われています。
例えて言うなら新幹線のようなタイプ。

今回の野口裕史選手は彼らとはまた違ったタイプで、滝澤正光選手(43期OB/現日本競輪選手養成所所長)のようなタイプでこちらはSL機関車。

派手さはナショナルチームの脇本雄太のようにはありませんが、どこか泥臭く、だけどとても人間味のある選手。

自分だけが勝つのではなく、ライン全員で勝ち上がる。古き良き時代の競輪選手の走りですね。

同じ開催などで話をさせてもらいますが、とても礼儀正しく良い青年です。

適正出身のため自転車歴が短いのでまだまだ伸び代がありそうで楽しみですね。

競輪選手同士の人間関係って

そうそう、野口選手といえばハンマー投げで日本一にも輝いた事のある有名陸上選手。

先日、同じハンマー投げのオリンピック金メダリストの室伏広治さん(現スポーツ庁長官)とは仲が良いのか?尋ねてみると

野口「敵だったので仲良くなかったです。無視してました。」

って言ってたので

白岩「オリンピック金メダリストだし、今やスポーツ庁の長官やっている人だけど、もし繋がりがあったら良かったね。もったいないじゃん。」

と伝えたら

野口「本当ですね。そう思います笑」

なんて言ってました。
競輪選手というのは多くのファンの方もご存知だと思いますが、トレーニングやケアについてたとえライバルであってもお互い情報交換を行ったりする特殊な世界です。

ですが本来、日本一、世界一を目指すアスリートはライバル同士ピリピリしていて仲良く無い事が多いと思うので、改めて競輪界という特殊な世界観、そして奥深さを感じさせられました。

時に仲間であり、敵であり、ラインという特殊な戦い方が生んだ世界観のような気がします。

最後に、改めまして野口選手おめでとうございます!

裏話はこちら

65話 大橋直人『奇跡よオネガイ?』

ハ~イ、みなさま~♡
さわやかな五月にささやかにごと~じょ~!
今日も元気いっぱい!
大橋せんしゅでございま~す~(*≧∀≦*)
パチパチパチ~♫♪♫

大橋直人 大橋直人

昔に比べて競走形態の方は「ありえない事」を起こしづらくなってきちまったように思えるけど、車券買う側からすっと「ありえない事」ってのはやっぱり期待してえんだよな。

もちろん予想可能な範囲でのありえない事なんだけどさハッハッハッ

けどよ、今は昔の時代には考えられないくらい30代、40代の選手が活躍できるようになってきてると思うんだ。

大橋は今44歳か…
オレがそのくらいになった頃は、も~脚も金も回らなくてやんなっちゃってたもんな。

大橋!
ありえない事、どんどん起こしてくれよな!

白岩大助

●大橋さんの競走スタイルは

大橋選手は元々、故伊藤公人さん(40期)や中田健二さん(56期・OB)というマーク選手として活躍され、競輪界でも指折りの競りや追走の素晴らしい技術を持った先輩方の練習グループで練習に励んでいました。

練習グループのメンバーは目標に恵まれないとジカ競りに行く選手が多く、そういうレーススタイルを行うグループ。

しかし大橋さんはそのようなグループの中でも唯一持ち前のスピードを活かした縦脚勝負のレーススタイルだったため個人的に不思議に思っていました。

大橋さんにその事を聞いたところ、自分の武器はダッシュを活かした走り、だけど競りに来られた時にはちゃんと競る事が出来るように練習していたとの事。

番手勝負のジカ競りなどは性格にもよりますので難しいところがあります。

一般的に師匠のいるグループでお世話になるので大橋さんの場合は本人のレーススタイルとは異なるテーマだったのかも知れません。
でもきっと大橋さんは売られたケンカの時のためにはとても役に立つ技術を学んでいたと思います。
歳と共に追い込みの技術が必要になりますし、若いうちから学べたのは財産ですね。

●あ~ヤバい!!!

ここからは余談になりますが、やはり大橋さんとの一番のエピソードは私が20代前半の頃にコルベットという車高のとても低いアメ車に乗っていた時の話になります。

今も忘れない熊本競輪の帰りに羽田空港から大橋さんを乗せ、地元に帰って食事するためにコインパーキングへ

雨の降る夜、大橋さんに

「車高低いから擦らないように気をつけろよ。」

と言われ、その後にガリガリ君の歌「ガーリガーリ君」と大橋さんがふざけて口ずさんでいたら見事に『ガリガリガリ』と運転席の脇を擦ってしまいました。

2人して冷や汗かいたのは言うまでもありません。そして私は食事代よりも修理代が高く付いたことも。

当時はとても痛かったですが今では良い思い出です(笑)

新井剛央

●大橋さんの弱点

大橋さんといえば、ダッシュを活かしたスピードで縦足のイメージがあります。

そのスピードを活かして長らくS級で活躍されていました。

白岩のコメントのところにもありますが、ジカで競りにいくというより縦足で勝負というほうがイメージとしてあります。

ぶつかり合ったりする以前の競輪とは違い、スピード化してきているいまの競輪ですが、練習も試行錯誤しながらみんなで切磋琢磨して行っています。

バンクに行くとよく一緒にやらせていただいてますが、練習メニューの順番を決めるときによくジャンケンで負けてるイメージです(笑)

オ~シ!
金賭けて、大橋とジャンケンやろ!

ご報告です。
後日、大橋選手と関センセェがジャンケンで対戦。
大橋選手が見事三連勝、完全Vをかざりました。
おめでとうございます♪(*^^)o∀*∀o(^^*)♪

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