125話 菱沼元樹『今日も元気だ!東へ西へ』

みなさま、おげんきですか~?
さて、けいりん選手は一年中、日本全国をとびまわってる旅ガラス。
「カア!カア!カア~!」

 

菱沼元樹菱沼元樹

「5分10分のところに行くのがめんどうくさい…」
って、わかるわかる、それ~!

あたしたち女性は、とくにそ~かも!
たとえ近所のコンビニ行くにしたって、かみはボサボサ、ドテラ姿ってわけにはいきませんからね
男の人がうらやましく感じるくらい(笑)

そうかあ…?
オレは、そういうお前の姿、何度も目撃しているような…

妄想よ!
も~そ~!

西武園OB 関優勝(37期)

武器を増やせれば

菱沼!
元気でやってるか!
以上、終わり!

な~んちゃって、菱沼のいいところは毎レース、名前同様ゲンキに主導権取りに行ってるとこ。
結構長距離粘れてるし、今のポジションはちょいもったいなくは感じるな。

徹底先行貫きながらも、もう1つ2つ技を持ってくれると勝ち星もどんどん増やせるんじゃねえのかな…

後ろをまわる選手たちにとっても、それが何より。
前で駆けてくれる選手が器用になればなるほど、よりいい思いができるんだからさ。

と同時に、2人でいい思いをしたいってのは昔も今も不変の心理。

自分のために、後ろのために、今後も元気に先行、先行!

 

白岩大助

復活期待!

菱沼選手とは練習グループが違うのでなかなか一緒にトレーニングする事は無いのですが、彼のデビューした頃に大宮競輪場で何度か一緒にダッシュ練習をした事がありました。

地足タイプなのでキレはあまり無かったのですが、トップスピードが高く良いタイムを出していた記憶があります。

恵まれた体格を武器に自力選手として、ここまでもA級上位で活躍してきた事がありましたが、もともと気が優しく、がっつくことの無い性格に加え、度重なる落車による怪我もあり成績が少しずつ下降してしまいました。

今期はA級3班で代謝の危機も掛かっている崖っぷちですが、まだ31歳で競輪選手として心身ともにピークとも言われる年頃です!

今は一生懸命トレーニングに励んでいるとも周りの選手からも聞いていますし、ここから菱沼元樹の逆襲を期待してます!

 

新井剛央

さあ、もういっちょ行こう!

菱沼くんは自分の弟子でもあります。

元々は強豪春日部共栄のバレーボール部で、藤田竜矢選手の後輩にあたることから自分に話がきて面倒を見るようになりました。
アマチュア時代は、自分のグループで他の選手にもしごかれてましたのでその甲斐もあり3回目で合格することが出来ました。

デビューしてからはそれなりに順調でしたが、落車の怪我や気持ちのモチベーションなのか、もう少しでS級まで届きそうだなというところからまさかのA級3班まで落ちて、今期は選手生命をかけての半年間となっています。

いまは自分が街道練習をしなくなったので、他のプロに面倒を見てもらっていて、少しずつですが、その成果が現れてきていると思います。

元々地脚系が得意で地区プロの個人追い抜きで入賞の戦歴もあります。

競輪レースの方は、まだまだ一辺倒のレースが多く、脚があるのに勿体無いとはずっと思っているのですが努力すれば必ず成果として出てくると思います。

まだまだこれからの選手ですし、温かい目で応援してあげてください。

 

大切なお知らせ

最後に、西武園けいりんからのお知らせでです。

4月9日から12日の4日間、『76周年記念』が開催されます。

そして、今年から名称は『平原康多カップ』となります。

第1回目ということで、のちのちまで思い出にのこること必至!

地元の大選手の名が新たに冠されたビッグレースに、みなさまぜひおこしくださいませ!

暗い時間におこなわれ、暗い社会に明るい光をもたらしたのが先日の『GⅢ ブルーウイングナイトレース』!
真っ昼間っからの開催となる今回は、さらに明るく社会を照らしてくれそ~です♡

最終レース終了後、暗くなりだすわけだよな…
持って帰れるか否か、それが問題だ…

ど~ぞ ご安心を!
熱戦の記憶は、みなさま等しくお持ち帰りいただけます!

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124話 中田健太『がんばる原動力』

みなさま、ながらくおまたせいたしました。
今回ご登場~は、『ガニ股穴掘り走法』で世界的にも超~有〜名な中田健太せんしゅでございます。
お股のあいだをかきむしりながらごらん下さいませ…

 

中田健太中田健太

おまえの「あ〜ゆ〜ふ〜」の一言は、この社会で苦しい思いをしている人達を本当に傷つけたな…

しまった~!
たしかに、なにげない一言や認識が大きな差別、偏見につながりますもんね

いくら、あまりにも人とちがうフォームの中田せんしゅ登~場の回とはいえ思慮がたりませんでした…
以後、気をつけます…

んじゃあ反省も込めて、オレに今日の資金まわせ!

……

西武園OB 関優勝(37期)

瞬間的に位置がわかる選手(笑)

さてと、中田と言やあ、今更だけど、やっぱり真っ先に来るのがあの独特のフォーム。

足をカパッと開いての極端な前傾姿勢。

「ここ掘れワンワン」っつうより「ドジョウすくい」とか「小豆洗い」って感じのスタイルかもしれねえ(笑い)

現代風に言うと、「ドリルで地面に穴を開ける」ってスタイルか?

けど、見慣れちまえばなんてことないし、そもそも団子になってたって瞬間的に「中田!」ってわかるから便利は便利だよな。

フォームだけですべての客に存在焼き付けられる選手なんて滅多にいねえんだから、それだけでも凄えことだよ。

それにしても、あの特殊なフォームで小型ドリルのごとく小刻みによく動くし、上手な競走してるよな。
おそらく、研究に研究重ねて作り上げたもんなんだろう。

あとは、そもそもが脚もあるし、判断力も優れた選手。

日本社会が沈没でもしねえ限り、ゴミ箱の心配はねえんじゃねえか、ゲッヒッヒッ!

 

新井剛央

研究熱心、かつ努力家!

中田選手はご存知の方も多いかと思いますが、父が中田健二さん(56期・OB)です。

私自身もアマチュア時代から健二さんにお世話になったこともあったりの繋がりがあって、健太が選手を目指すにあたってとても気になっていたので応援していました。

厳しいグループに所属していたので、練習は大変だったと思いますが、努力が報われて選手になれた時は個人的にも嬉しかったです。

彼のイメージはとにかくよく競輪を見ているなという感じですね。
相手になる選手は勿論、味方の選手に対しても事細かにアドバイスやレースでの作戦を伝授したりしています。

普段の練習でも地道な努力が身を結んでG1まで出れるような選手となりました。

今期は残念ながらA級に陥落してしまいましたが、来期はまたS級に戻れますし、A級の現在もコンスタントに決勝にはのっていますのでまだまだこれからですし、先が楽しみですね。

 

 

白岩大助

屈指の知力

中田健太選手は体格的にも普段の練習におけるスピードやパワーにおいても決して優れている選手ではありません。

しかし『競輪IQ』や『追走技術』がとても高い選手です。

ちなみに『競輪IQ』とは選手のデータや心理状況、レースにおいての緻密な作戦、バンクコンディション、コース取りなど、競輪に関するあらゆるデータのこと。

とにかく凄い!

私もレースで何かあれば彼に相談させてもらったり、彼からアドバイスをもらったりすることがあります。

大きく膝を開く独特なフォーム、そしてゴール前の立ち漕ぎが特徴的ですが、それは彼のフィジカルを最大限に活かして自転車を進ませるための自身で進化させた強力な武器。

今期は2度の失格のため、久し振りにA級へ降格となりましたが、前期の最後にS級優勝した勢いそのままにA級では役者が違いますね。

8月の西武園記念では最終日の特選1着での勝利者インタビューで込み上げる想いをギュッと堪えながらも1月からA級に降格する悔しさ、それにより大宮記念を走れない分もその西武園記念に賭けてきたという強い想いが涙となって多くの人の心を打ったと思います。

リーダーとして期待

同学年には武藤龍生というライバルがいます。

武藤選手はオールスター3着を筆頭に日本選手権でも優出。

そして今や平原康多さんに代わり宿口陽一選手や森田優弥選手と共に埼玉のG1常連選手として埼玉を引っ張る存在に、そして輪界の名マーカーとしても自身の立場も確立しました。

武藤選手と共に今年36歳となる中田選手、奇しくも名マーカーの父を持ち、切磋琢磨しながらここまで戦って来た戦友の2人。

最近、ふと彼から出た言葉の中に『龍生は今や埼玉を引っ張っていく存在なので…』というフレーズが出たことがありました。

若い頃の彼からは聞いた事がない言葉、それはここまでの武藤選手を認めて、そしてリスペクトをしている証。

ただ私は中田選手には遅咲きと言われようが何だろうが、そこに肩を並べる選手になって欲しい。
そして武藤選手もそれを待っていると思います。

言うべきことは言う男

話は変わりますが中田選手には私と新井さんが支部長、副支部長となった時に支部の幹事として2年間、支部運営に協力してもらいました。

若い時から自分の意見をしっかり持ち、先輩にもハッキリ言えるタイプ。

時にそれによって人とぶつかることもあり、ここまでも私や副支部長ともぶつかる事がありました。

埼玉には『アニキ』と呼ばれる選手が幾人かいます。
後輩を引っ張っていく兄貴肌の男たちが。

彼はそんな『アニキ』の中の1人です。

時に私や副支部長に当たりの強い時もありますが、イエスマンだけの支部に発展はありません。
貴重な存在と感謝しつつも時にたまには大目に見てね笑。

埼玉の競輪にはなくてはならない存在

『中田のアニキ』

ここから彼にとっての本当の勝負が始まります!

 

 

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